ミドル世代の転職、6年で2.45倍ー『ミドルの転職』転職者分析レポート2025ー
50代は6年で5.3倍の増加。転職で年収が10万円以上増加した方は49%。6年で11ポイント増加。
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)は、ミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)転職者分析を行ないました。『ミドルの転職』を通じて転職した35歳~59歳の転職者数と、転職前後の賃金変動についてまとめましたので、ご報告いたします。- 概況解説 『ミドルの転職』事業責任者 峯崎 直哉
また、転職後に年収が上がった方の割合も増加傾向にあり、2024年は49%と2018年比で11ポイントアップ。年収が下がるケースが多いとされる50代でも、年収増は42%と、9ポイントの上昇となりました。
ミドル世代のニーズが高まっている背景には、昨今の人手不足があります。30代後半~50代前半の世代は、リーマンショックや就職氷河期の影響で社員数が少なく、“砂時計型”の年齢構成になっている企業も多いのが実情。スキルや知識が豊富な即戦力を取り入れる狙いのほか、管理職になり得る人材を補うため、ミドル層の採用を強化しています。人気の高い35歳~40代前半の層は採用競争が特に激しいため、採用対象を40代後半〜50代まで広げる動きも見られます。
また働く側も、定年延長や年金受給年齢の引き上げを受け「できるだけ長く働きたい」と考える方が増えています。一方で、ミドル世代は豊富な経験がある反面、その価値をうまく言語化できず、転職活動に苦戦するケースも少なくありません。職務経歴やスキルを整理し、自分の強みを明確に伝えることが、成功への第一歩となります。
- 転職者数
- 転職前後の年収変動
【調査概要】 ■調査対象:『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)を利用し転職した、35歳~59歳の方 ■調査期間:2018年1月1日~2024年12月31日 |
ミドル世代に特化した求人情報サイト『ミドルの転職』https://mid-tenshoku.com/