日本のグラフィックデザイン秀作300点を紹介する企画展「日本のグラフィックデザイン2025」を東京ミッドタウンで開催

公益財団法人日本デザイン振興会

PRESS RELEASE
2025年5月29日
東京ミッドタウン・デザインハブ
 





東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)は、第115回企画展「日本のグラフィックデザイン2025」を6月27日(金)から8月7日(木)まで開催します。
本展を担当する日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、会員約3,000人を擁するアジア最大級のデザイン団体です。1981年より、会員による1年間の優れた仕事や作品をまとめた年鑑『Graphic Design in Japan』を発行し、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介しています。
年鑑2025年版は、全国の会員から出品された1,778作品から、厳正な選考を通過した562作品を入選作品として掲載(入選率約3割)。本展では、その中から約300点を実物と映像で展示します。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、ポスター、シンボル・ロゴ、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在を、ぜひご覧ください。
 
●開催概要
名称(正式):東京ミッドタウン・デザインハブ第115回企画展「日本のグラフィックデザイン2025」
名称(略式):日本のグラフィックデザイン2025
会期:2025年6月27日(金)~8月7日(木) 11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
URL:https://www.designhub.jp/exhibitions/gdj2025
 
●展示内容
10カテゴリーの入選作品(ポスター/ジェネラルグラフィック/デジタルメディア/パッケージ/CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス/ブック・エディトリアル/映像/環境・空間/新聞広告・雑誌広告/複合)および受賞作品(亀倉雄策賞/JAGDA賞/JAGDA新人賞)
特別展示:「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2025(7月9日より)

 
メインビジュアル(デザイン:岡崎真理子) *苗字の崎は「たつさき」
 
昨年の展示風景 

●同時期開催
ギンザ・グラフィック・ギャラリー特別展「2025 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展」

会期:2025年7月15日(火)~8月27日(水) 11:00-19:00 日祝休・入場無料
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F)
URL:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/
 
●主な展示作品(2025年度の各賞受賞作品より)
※展示内容は変更される場合があります
※cl=クライアント org=主催者(展覧会など)


第27回亀倉雄策賞(https://www.jagda.or.jp/awards/kamekura/
JAGDA初代会長を務め、世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策の業績をたたえ、1999年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与。
 
林 規章 HAYASHI Noriaki
 

1964年岐阜県生まれ。1987年名古屋芸術大学卒業。グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート、HAYASHI DESIGN主宰。視覚伝達を通して、図像の特質を見出し、コミュニケーションの核心を探っている。『ブルーノ・ムナーリの本たち』(BNN新社/高等学校教科書『美術1』光村図書掲載)、『ウィム・クロウェル 見果てぬ未来のデザイン』(BNN新社)、『デザインあ みるほん』(金の星社/NHK)、長沢慎一郎『Mary Had a Little Lamb』(赤々舎/第49回木村伊兵衛写真賞受賞)のブックデザインなど。NY ADC特別賞、JAGDA新人賞、THE ONE SHOW DESIGN Gold Pencil、東京ADC賞、東京TDC賞、JAGDA賞など受賞。女子美術大学・大学院教授、AGI(国際グラフィック連盟)、東京ADC、東京TDC、JAGDA会員。

https://www.hayashinoriaki.com

 

 

 

 
教育機関の学生募集ポスター「女子美術大学大学院/3年次編入/短大専攻科 学生募集」(cl:女子美術大学)



JAGDA賞2025(https://www.jagda.or.jp/awards/category/
その年を代表する優れたグラフィックデザインを顕彰し、後世に伝えるため、2008年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、特に優れた数作品に授与。
 
JAGDA賞2025(ポスター)
ショップ&ギャラリーの企画展出品作品ポスター
「REC AND COPY Promo Only」
(ad+d:田中良治 org:アワ フェイバリット ショップ)
JAGDA賞2025(デジタルメディア)
エコバッグ商品のブランドサイト
「Shupatto」
(ad:米道昌弘 cl:マーナ)
https://www.shupatto.com/
JAGDA賞2025(ジェネラルグラフィック)
ショップ&ギャラリーの企画展の作品集
「ANATA」
(ad+d+i:渡邉良重 org:アワ フェイバリット ショップ)
JAGDA賞2025(パッケージ)
農園の商品パッケージデザイン
「おぎはら園 ぶどうジャム・ぶどうジュース」
(ad+d:柏木美月 cl:おぎはら園)
JAGDA賞2025(ブック・エディトリアル)
研究機関の活動記録集のブックデザイン
「UNIVERSITY of CREATIVITY M⇄F⇄P」
(ad+d:波戸祐輔 cl:ユニバーシティ・オブ・クリエイティヴィティ)

JAGDA賞2025(CI・ロゴ)
期間限定のデザイン書店のロゴ
「銀座七丁目書店」
(ad+d:服部一成 org:メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド)
JAGDA賞2025(映像)
サイト用オリジナル映像作品
「Dance of the Earth」
(ad+d:中村至男 cl:現代自動車/ヒョンデアートラボ)
JAGDA賞2025(新聞広告・雑誌広告)
飲料会社の適正飲酒啓発新聞広告
「サントリー モデレーション広告」
(ad+d:白井陽平 cl:サントリーホールディングス)
JAGDA賞2024(環境・空間)
幼稚園のサイン計画
「平手幼稚園」
(ad+d:木住野彰悟 cl:平手幼稚園)
JAGDA賞2025(複合)
算数教科書の装幀デザインおよび連動映像
「小学校 算数教科書」
(ad+d+a:山本晃士ロバート cl:教育出版)


 
JAGDA新人賞2025(https://www.jagda.or.jp/awards/newdesigner/
優秀な若手デザイナーをクローズアップし、次代を担う人材を育成するため、1983年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーに授与。
 
城崎哲郎
JOZAKI Tetsuro
 

1985年福岡県生まれ。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業。デザイン事務所、博報堂プロダクツを経て、’20年東京にてデザイン会社Token(トークン)を設立。
*苗字の崎は「たつさき」
https://token-d.com/

日本料理店のツール「やまめ山荘」(cl:やまめ山荘)


 

畜産会社のツール「里山」(cl:さかうえ)
 
*上の作品を含む8作品で受賞
サリーン・チェン
CHAN Sarene
 

1990年香港生まれ。香港理工大学デザイン学科卒業後、新聞社でビジュアルジャーナリストとして勤務しながら、イラストレーターとしても活動。2016年香港ヤングデザインタレント賞を受賞。’17年来日、キギ(現:キギと創造)入社。’24年よりフリーランスとしても活動開始。
https://ki-gi.com/
https://sarenechan.com/

ショップ&ギャラリーの企画展のブランディング「Crystalline」(cl: アワ フェイバリット ショップ)


 

ショップ&ギャラリーの企画イベントのロゴ「CREATORS’ FLEA MARKET」(cl: アワ フェイバリット ショップ)
 
*上の作品を含む12作品で受賞
松田洋和
MATSUDA Hirokazu
 

1985年生まれ。千葉県出身。2008年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。’20年よりフリーランス。
https://matsudahirokazu.com/

個展のツール「松田洋和のブックデザイン」(cl: 松田洋和)


 

自著ドローイング集のブックデザイン「ミーニングレス」(cl: エニイ)
 
*上の作品を含む7作品で受賞

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ