２０２５－６－３０
株式会社　東芝
 

東芝グループは創業150周年を迎えます
～150年の歩みと未来への想いを象徴し、記念ロゴを制作～

　当社グループは、2025年7月に創業から150周年を迎えます。
　1875年（明治8年）、発明家・田中久重が銀座にのちの「田中製造所」を創業し、「万般の機械考案の依頼に応ず」という看板を掲げてものづくりの道を歩み始めました。
　その後、1890 年には工学博士・藤岡市助が「白熱舎」を創業し、「電気灯は国民の灯火とすべき」という信念のもと、日本初の国産電球を灯すことで電気事業の礎を築きました。両者の事業はそれぞれ発展し、1939年に合併して、現在の東芝の前身となる「東京芝浦電気株式会社」が誕生しました。
　この150年の間、当社グループはエネルギー、インフラ、デバイス、デジタル領域など多岐にわたる分野で、社会課題の解決に挑み続けてまいりました。街灯照明が文明開化を照らし、家電が暮らしを変え、ワープロやパソコンが働き方を革新し、フラッシュメモリがデータ社会の基盤を築いてきたように、私たちは常に時代の変化を先取りし、技術で社会を前進させてきました。
　そして今日、当社グループは、気候変動やインフラの老朽化といった地球規模の課題に向き合いながら、量子技術や核融合発電など、未来を切り拓く革新に挑み続けています。すべての取り組みの根底には、創業者たちの「飽くなき探究心」と「情熱」が息づいています。
　当社グループの150年にわたる歩みは、ステークホルダーの皆様の温かいご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。

　この節目を記念し、当社は、このたび、ステークホルダーの皆様への感謝の気持ちを胸に、当社グループの歩みと未来への想いを象徴し、従業員のエンゲージメント向上の一助とすべく、記念ロゴを制作しました。
  　記念ロゴでは、「150」の「0」を示す円形が、経営理念『人と、地球の、明日のために。』を体現し、地球に暮らす人々に寄り添い、地球規模の社会課題を解決した先にある、よりよい世界への想いを表現しています。また、ロゴには当社グループのコーポレートカラーである「赤（東芝レッド）」と「青（東芝ブルー）」をあしらい、「東芝レッド」は当社グループの変わらない情熱と自信を、「東芝ブルー」は知性と現代性を象徴しています。この2色のグラデーションで、創業から150年にわたる当社グループの実績と、これからも高い技術力で「新しい未来」の実現に貢献し続ける決意を表現しています。
　
　当社グループは、経営理念『人と、地球の、明日のために。』のもと、豊かな価値を創造し、世界の人々の生活・文化に貢献できるよう、引き続き全社をあげて取り組んでまいります。
　今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。


※150周年記念ロゴは2025年7月1日から2026年3月31日まで使用予定です。