ビデオリサーチとREVISIOが資本業務提携契約を締結 視聴量×視聴質によるデータソリューション強化で、広告ビジネスやコンテンツビジネス発展への貢献を目指す
今回の提携に当たって、ビデオリサーチは、REVISIOが実施する第三者割当増資による同社の新規発行株式を引き受けました。また、ビデオリサーチ取締役上席執行役員の尾関光司がREVISIOのアドバイザーに就任したことを併せてお知らせいたします。
REVISIOは、近年メディア視聴の重要指標として国内外でも重視されている「アテンション」をテレビスクリーンにおいて日本で唯一計測し、10年以上にわたり広告主やメディア企業にデータを提供してきました。アテンションは視聴者の目線がどれだけテレビにくぎづけになっているかを1秒ごとに測定しており、REVISIOが独自に開発したAI技術により取得したものです。
このたび、独自性の高いデータを保有する両社が資本業務提携を行うことで、広告やコンテンツの価値を示すためのデータソリューションを強化します。両社のデータを組み合わせた新規ソリューションの研究や開発を行うことで、生活者のテレビ視聴をより深く理解し、広告主やメディア企業に対してより効果的なデータソリューションを提供することを目指します。
■ 各社の概要
REVISIO株式会社(https://revisio.co.jp/)
REVISIO株式会社(2022年10月にTVISION INSIGHTS株式会社から社名変更)は、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計250社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリア2,000世帯・関西エリア600世帯の地上波全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。
株式会社ビデオリサーチは、テレビを含む動画ビジネスを支えるデータ&システム会社です。1962年にテレビ視聴率データを提供する調査機関として設立され、日本国内におけるテレビ視聴率調査や各種メディアデータ、マーケティングデータを提供しています。公正なデータと信頼性の高い指標を基盤に、企業のマーケティング課題解決をトータルサポートし、知恵と情熱でデータ&システムを駆使するソリューションカンパニーとして、企業の意思決定を支援しています。
関東地区2,700世帯をはじめ全国32地区10,800世帯を対象にテレビ視聴に関する調査を行っており、地上波・BS・ペイテレビ(CS)の視聴率や視聴人数のデータ、動画配信プラットフォーム利用状況のデータ等を提供しています。