香川大学、株式会社FUJIDANとの共同研究で災害時用段ボール製品を開発

香川大学

 香川大学創造工学部(井藤隆志教授)および医学部小児科(日下隆教授)は、株式会社FUJIDAN(本社:香川県東かがわ市、代表取締役:本田展稔)との共同研究で、災害時の避難所において新生児および保護者のQOL(生活の質)向上を目的とした段ボール製品3種を開発しました。2025年8月1日より、FUJIDAN社を通じて全国販売が開始されます。  今回開発されたのは、新生児用段ボールベッド「dadda」、おむつ交換台「dapper」、多目的部屋「danroom」の3製品です。特に「dadda」には、創造工学部の学生によるデザインコンペにより採用された、動物が眠っている様子を描いたイラストが施されており、赤ちゃんの使用状況が一目で伝わる視認性と、避難所空間にやさしさをもたらす温かみを兼ね備えています。イラストとロゴのデザインは、創造工学部造形・メディアデザインコース4年の長尾響子さんによるものです。  本製品は、井藤教授による人間工学の観点からの設計アドバイス、日下教授による新生児医療の専門的知見に基づく助言を取り入れ、避難所における実用性と安全性を両立しています。すべての製品は工具不要で短時間に組み立てが可能で、未使用時はコンパクトに収納可能。さらに段ボール主体の構造により、リサイクルも容易な環境配慮型製品です。 ■株式会社FUJIDAN 公式ページ https://fujidan.jp/ ■株式会社FUJIDAN 公式オンラインショップ https://danbase.jp/ 【お問い合わせ先】 香川大学 創造工学部 造形・メディアデザイン領域 教授 井藤 隆志 TEL : 087 - 832 - 1445 E-mail : ifuji.takashi@kagawa-u.ac.jp ※上記不在の場合  香川大学林町地区統合事務センター総務課庶務係 藤原・二宮 TEL : 087 - 864 - 2000 E-mail:shomu-t@kagawa-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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