Autodesk、AU 2025 で AI 搭載ソリューションの最新進化を発表 ~AI がものづくりの限界を越える時代へ~
オートデスク アシスタント:次世代の AI パートナー
MCP サーバー:AI 活用を加速する新基盤
Autodesk はまた、信頼性の高い Model Context Protocol(MCP)サーバーをオートデスク アシスタントに統合することを発表しました。これにより、技術的・経済的な摩擦を軽減しつつ、セキュリティと効率性を兼ね備えた AI 基盤が実現します。あわせて、Autodesk Revit MCP、Model Data Explorer MCP、Fusion Data MCP という 3 つの独立した MCP サーバーを今後数か月で提供予定です。これらは 2025 年秋に feedback.autodesk.com でベータ公開される予定であり、将来的には「Design and Make Marketplace」を通じて、開発者が MCP を活用し、新しいサービスを提供・収益化できるエコシステムの拡大を目指します。
MCP サーバーの導入は様々な業界で加速しており、Autodesk はその先陣を切っています
API ビジネスモデルの刷新
さらに、Autodesk は API ビジネスモデルの刷新を発表しました。API は設計の自動化やインテリジェントなワークフローの実現に不可欠な基盤であり、その需要は急速に拡大しています。新モデルでは、製品サブスクリプションに含まれる一部の API の利用枠を引き続き提供しつつ、高付加価値の API については一定利用を超えた場合に有償利用が必要となります。この新しい Autodesk Platform Services(APS)モデルは、柔軟かつ予測可能な課金体系を導入することで、お客様がスケールに応じて安心して利用できる環境を整えます。また、エージェント駆動型の新しい働き方や大規模な自動化にも対応し、信頼性の高い将来対応型のプラットフォームとして進化していきます。
Autodesk は、オートデスク アシスタントの進化、MCP サーバーの提供、API モデルの刷新を通じて、AI を中核に据えたデザインと創造の未来を切り拓いていきます。お客様とともに、より創造的で持続可能な新しい働き方を実現し、業界の未来を加速してまいります。
Autodesk/オートデスクについて
1982 年に設立した Autodesk は、米国サンフランシスコに本社を構え、現在世界約 40 カ国・地域で事業を展開している「デザインと創造」のプラットフォームカンパニーです。サステナブルな建築物から次世代自動車、デジタルファクトリー、最先端技術を駆使した映画やゲームにいたるまで、ありとあらゆるものづくりのデザイン・設計・創造をテクノロジーの力でサポートしています。建設、製造、メディア & エンターテインメント業界における業務の効率化・自動化を促進する業界に特化したソリューションを搭載したインダストリークラウドを提供するほか、部門間のみならず業界全体の連携を実現し、業務プロセスを横断的にサポートする「デザインと創造のプラットフォーム」を展開し、より良い未来を築くべく、新たな可能性に挑戦するすべてのイノベーターを支援しています。
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