全社員が「AIネイティブ」へ進化し、2028年までに業務生産性3倍を目指す
■背景
当社は、AI技術を活用したセキュリティソリューションの開発や業務効率化に、早くから取り組んできました。2022年以降、生成AIの急速な普及により社内での生成AI活用は一気に広がり、今では社員の約9割が日常業務で生成AIを使用しています。
一方で、利用スキルや活用範囲には個人差があり、全社的に生成AIの力を最大化するには、さらなるステップアップが必要です。全社員がより高度に生成AIを活用できる環境を整備し、統一的なガイドラインやナレッジ共有を推進します。これにより、社員一人ひとりが判断力や専門性を要する業務に集中でき、スピードと品質の両立を実現します。
「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」というミッションのもと、当社は「AIを使う会社」から「AIと共に成長する会社」へと進化します。社員全員が生成AIを自在に操り、革新を生み出し続ける 組織としてセキュリティ業界をリードしてまいります。
■取り組み内容
- 生成AI活用の全社標準化と高度化
プロダクト研究開発サイクルの短縮、セールス・マーケティングの高度化、顧客コミュニケーション支援、グローバル展開支援、経営意思決定支援、採用業務改革、会議運営効率化、脅威インテリジェンスの自動化、セキュリティ分析の標準化など、主要業務プロセスでの生成AI活用を推進。業務プロセスそのものを再設計し、迅速かつ高度で質の高いアウトプットを実現します。
- スキル向上と環境整備
社員がより複雑な業務や創造的なタスクにもAIを活用できるよう、体系的なトレーニングと実践機会を提供します。
- セキュリティ・ガバナンス強化
機密情報の取り扱いルールや倫理的利用ガイドラインをさらに強化し、安全かつ適正なAI利用を徹底します。
- 全社合計:年間39,600~67,200時間の業務時間削減
- 社員一人当たり月19〜32時間の時間創出
- プロダクト開発のスピードと品質の両立
- データ分析やアイデア検証の高速化によりイノベーション創出の加速
- 負荷の高い単純作業割合の減少による社員エンゲージメントの向上
今回の新方針は、単なる業務効率化を目的とするものではなく、全社員が生成AIを自在に活用できるようになることで、創造性と付加価値の最大化を目指す取り組みです。技術的観点からも、生成AIを全社員が高度かつ標準化された形で活用できる体制を築くことは、当社のプロダクト開発力やセキュリティサービス品質を飛躍的に高める基盤となります。効率化の枠を超えて、革新的なサービス創出につながるものと確信しています。当社は今後も、技術革新を通じてお客さまに新たな価値を提供し持続的な成長を実現してまいります。
■株式会社サイバーセキュリティクラウドについて
会社名:株式会社サイバーセキュリティクラウド
所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3-1-1 JR東急目黒ビル13階
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 小池敏弘
設立:2010年8月
URL:https://www.cscloud.co.jp
「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」をミッションに掲げ、世界有数のサイバー脅威インテリジェンスを駆使したWebアプリケーションのセキュリティサービスを軸に、脆弱性情報収集・管理ツールやクラウド環境のフルマネージドセキュリティサービスを提供している日本発のセキュリティメーカーです。私たちはサイバーセキュリティにおけるグローバルカンパニーの1つとして、サイバーセキュリティに関する社会課題を解決し、社会への付加価値提供に貢献してまいります。