【オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント】北海道で特別高圧の蓄電所・太陽光発電所のO&Mを初受託
札幌・苫小牧・室蘭エリアで体制を拡充し、電力需給の安定化に貢献
オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社(本社:東京都江東区、社長:片下 篤、以下「OREM」)は、このたび、北海道で新たに蓄電所・太陽光発電所の運営・維持管理業務(O&M)※1を受託しましたので、お知らせします。対象は、スパークス・グループ株式会社をはじめとする3社が共同で参画する「SGET札幌1・2蓄電所」(北海道札幌市、定格出力合計100MW)、石油資源開発株式会社など3社が苫小牧TJDソーラー合同会社を通じて開発する「北海道苫小牧太陽光発電所」(北海道苫小牧市、13MW)です。
SGET札幌1・2蓄電所は、国内最大級※2の蓄電池プロジェクトで、OREMが特別高圧蓄電所の建設段階から初めて外部受託※3した案件です。建設中のO&Mでは、電気主任技術者の選任や保安規程の策定支援、設計・工事関係者への技術的指導などを通じて、設備の安全性確保を支援します。また、2028年4月予定の商業運転開始後もO&Mを受託予定で、建設段階から運転開始後まで一貫して携わることで、業務の円滑な移行を実現します。
北海道苫小牧太陽光発電所は、OREMが北海道で特別高圧の太陽光発電所のO&Mを初めて外部から受託した案件です。苫小牧市が掲げる「ゼロカーボンシティ」実現を支援するプロジェクトとして2028年8月の商業運転開始を予定しています。
北海道は、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入が進む一方で、近年はデータセンターなどによる電力需要の増加が見込まれています。そのため、送電インフラの整備や蓄電所による調整力の確保が喫緊の課題です。今後OREMは、札幌・苫小牧・室蘭エリアを中心にO&M受託体制を拡充し、北海道における電力需給の安定化に貢献していきます。
OREMは現在、全国約283カ所、合計約862MW※4の太陽光発電所・蓄電所のO&Mを受託しています。これまで培ってきた技術力と知見を生かし、高品質なO&Mサービスを通じて再生可能エネルギーの普及と電力の安定供給に貢献し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
※1 SGET札幌1・2蓄電所は建設中の保安業務委託契約、北海道苫小牧太陽光発電所は商業運転開始後のO&M契約を締結
※2 当社調べ
※3 外部企業からの受託
※4 2025年9月1日時点
■「SGET札幌1・2蓄電所」概要
名称:SGET札幌1・2蓄電所
所在地:北海道札幌市北区新琴似町
定格出力:50MW(合計100MW)
定格容量:175.5MWh(合計351MWh)
敷地面積:約各7,000㎡(合計約14,000㎡)
商業運転開始日:2028年4月予定
■「北海道苫小牧太陽光発電所」概要
名称:北海道苫小牧太陽光発電所
所在地:北海道苫小牧市明野北工業団地内
定格出力:13MW
敷地面積:192,009㎡
商業運転開始日:2028年8月予定
