~ビッグデータ/IoTへの取り組みにおいて利用が拡大~
アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀田 徹哉、以下 SAS)は、IDC Japan株式会社の最新の市場調査レポート(1)で、SASがアドバンスド・アナリティクス(統計解析、データマイニングなどの高度な分析)分野において12年連続で国内トップシェアを獲得したと発表しました。
IDC Japanのレポート「国内BAソフトウェア市場 2015年上半期までの分析と2015年~2019年の予測」によると、国内BAソフトウェア市場は2014年から2015年上半期にかけて堅調に成長しています。そのなかでも、データマイニングや統計解析の製品からなるアドバンスド・アナリティクス分野ではデータ分析の専門家不足が懸念される状況においても、2015年上半期の市場は前年同期比9.1%増の58 億9,500万円に拡大しました。さらに金融業や大学などの研究機関での利用に加え、ビッグデータ分析やIoTへの取り組みにより製造機器のログ分析や電気・ガス事業者のスマートメーターの分析など適用範囲が広がりつつあります。この成長市場において、SASは2014年まで12年連続で国内トップシェアを獲得しており、2015年上半期も39.2%と首位を堅持しています。
SAS代表取締役社長の堀田 徹哉は、「多くのお客様にSASのソリューションを導入いただき、昨年も市場から最も支持されるアナリティクス・ソフトウェアとなれたことを喜ばしく思います。ビッグデータ、IoTの取り組みが加速する中、日本においても統計解析、マイニング、機械学習など、アドバンスド・アナリティクスの重要性がますます高まり、SASのソリューションがより一層必要とされる時代になりました。こうした分野で、多くのお客様にSASをご採用いただき、お客様の競争力強化とイノベーションの鍵としてご活用いただいています。今後もアドバンスド・アナリティクスをリードし、お客様のイノベーションに貢献してまいる所存です」と述べています。
SASはIDC Japanの同レポートにおいて、データウェアハウス生成(データウェアハウスの設計、クレンジング、変換、管理などのツール)分野、サービスオペレーション・アナリティクス(特定業種向けに提供される分析)分野、CRM アナリティクス市場の分野でもトップシェアを維持し、合計4分野で首位を獲得しています。
IDC Japanは、分析対象となるデータの多様化と量的増大、ビッグデータ分析の活用が進むことで企業におけるデータアナリティクスの活用場面が広がることから、2014年~2019年の国内BA ソフトウェア市場は年間平均成長率(CAGR)6.2%で継続的に成長すると予測しています。中期的にIoTやリアルタイム分析、コグニティブシステムの普及などから新規ビジネスの基盤として利用場面が拡大していき、企業の競争力を支える重要な基盤となることが予測されるとしています。
(1)出典: IDC Japan株式会社 「国内BAソフトウェア市場 2015年上半期までの分析と2015年~2019年の予測」(J15370105) 2016年1月
<SAS Institute Inc.について>
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、75,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。
SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を図り、日本の企業や社会に貢献してまいります。
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http://www.sas.com/jp )
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。