京王プラザホテル 6月14日(木) 『能 「葵上(あおいうえ)」 と美食を楽しむ午餐会』開催
観世喜正氏による能の実演と解説と特別ランチ
ロビーでは国立能楽堂による貴重な文化展示も
京王プラザホテル(東京:西新宿)は6月14日(木)に5階/宴会場<コンコードボールルーム>において能楽師 観世喜正氏(観世九皐会)による能『葵上(あおいうえ)』の実演と解説、そしてレストラン3店舗から選べる特別ランチがお楽しみいただけるイベントを開催いたします。
また、ホテルのロビーでは6月1日(金)から6月27日(水)まで国立能楽堂の協力を得た特別展示も実施し、女の情念や呪いなどを表現する代表作『道(どう)成寺(じょうじ)』・『葵上(あおいのうえ)』・『鉄(かな)輪(わ)』などに焦点をあて、作品の成り立ちやあらすじ、能面、能装束などの品々を展示いたします。
能『葵上(あおいのうえ)』は源氏物語の有名な場面を能に仕立て、室町時代から上演している人気の演目です。元皇太子妃で光源氏の愛人の六条御息所(みやすどころ)が、恋慕と嫉妬のあまり源氏の正妻である葵上を呪い苦しめるという高貴な女性の執念が主題となっています。光源氏の愛の冷却と、賀茂祭の日の屈辱から恋の恨みとプライドを汚された怨念により 形相も凄まじく、襲いかかりながらも品格を匂わせる六条御息所の姿が見どころです。
最後は祈祷により自身の浅ましい姿を恥じて心を和らげ去っていく、恋焦がれて想いを募らせた女の悲哀を表現する能舞台となっています。観世喜正氏は観世流シテ方で、三世観世喜之氏の長男として矢来能楽堂(新宿区)を本拠地に幅広く活躍されています。国内各所で「能」の指導にあたる一方、東京を中心に全国や海外の公演にも多数出演し、講演など「能」の普及活動にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。
京王プラザホテルでは、世界100ヶ国以上からお客様をお迎えする国際的シティホテルとして季節ごとに「有田焼」や「ひなまつり」など日本の文化発信に重点を置いたイベントを展開しております。国立能楽堂とタイアップし「能」の文化を紹介するのは3年目で世界最古といわれる日本独自の舞台芸術の素晴らしさを国内外のお客様にお伝えしてまいります。
日時:6月14日(木)(11:30a.m~受付)
12:00p.m.~謡の体験と解説、能楽鑑賞
1:30p.m.~お食事
場所:5階/宴会場<コンコードボールルーム>
お食事:和食<かがり>、中国料理<南園>、フレンチ&イタリアン<デュオ フルシェット>< の3店舗よりお選びいただけます。
料 金:18,000円(能楽鑑賞、お料理、ワンドリンク、サービス料・税金込)
出演:観世喜正氏[観世九皐会]ほか
◎お問合せ・ご予約/(03)3344-0111(代表)【レストラン予約】
*6月1日(金)から6月27日(水)まで
特別展示「第3回 ホテルで楽しむ能~雅を継ぐもの~」(協力:国立能楽堂)同時開催。
■本件に関するお問合わせ先
株式会社京王プラザホテル
営業戦略室 企画広報 斎藤 潤子・ 大塚 智生・小田 力・石川 綾子
〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
TEL:03-5322-8010
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■関連リンク
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