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中央大学文学部社会情報学専攻の研究チーム(代表者:小山憲司教授)と八王子市図書館部(代表者:佐藤宏部長)は1月28日(火)、共同研究の2019年度中間報告会を開催する。これは、両者が2017年度から行っている「読書感想文および図書館利用実態に関する研究」について発表するもので、学生らが今年度の研究成果を報告する。関係者を対象としたもので、一般の入場は不可。
中央大学と八王子市は2017年4月に「包括連携協定」を締結した。これに基づき、小山憲司教授を代表とする中央大学文学部社会情報学専攻の研究チームは2017年度から、八王子市図書館部と共同で「読書感想文および図書館利用実態に関する研究」を実施している。
同研究は、同市における図書館整備および図書館関連教育の向上を図ることを目的としたもので、「八王子市が実施している読書感想文コンクールに寄せられる読書感想文の分析」と「八王子市の図書館利用実態に関するデータの分析」をテーマとする。
このたび、八王子市中央図書館で2019年度中間報告会を開催。「人口・年齢・地域性に着目した利用者データの分析について」(報告者:青木優大さん)、「八王子市図書館と電子書籍」(報告者:穴山甲斐さん)、「読書感想文コンクールからみる読書傾向」(報告者:新川夏海さん)について、今年度の研究成果の中間報告を行う。概要は下記の通り。
◆2019年度中間報告会 概要
【開催日時】 1月28日(火)14:00~16:00
【開催場所】
八王子市中央図書館 3階 視聴覚ホール
(東京都八王子市千人町3-3-6、JR西八王子駅より徒歩3分)
【報告内容】
・「人口・年齢・地域性に着目した利用者データの分析について」
報告者:青木優大(中央大学大学院文学研究科博士前期課程2年)
・「八王子市図書館と電子書籍」
報告者:穴山甲斐(中央大学文学部人文社会学科社会情報学専攻4年)
・「読書感想文コンクールからみる読書傾向」
報告者:新川夏海(中央大学文学部人文社会学科社会情報学専攻2年)
■共同研究「読書感想文および図書館利用実態に関する研究」について
この共同研究は下記の2つをテーマとする。
(1)八王子市が実施している読書感想文コンクールに寄せられる読書感想文の分析
毎年、八王子市内の小・中学生約4,000人の応募がある読書感想文コンクールについて読書傾向分析を行い、「学校図書館、公共図書館の選書」「おすすめ図書のあり方」「興味をもたせる図書の勧め方」など、効果的な読書活動の推進を図る。
(2)八王子市の図書館利用実態に関するデータの分析
利用者満足度調査、地域別利用者数、年代別利用者数、貸出し状況等の総合的な分析を行い、「図書館の配置、蔵書数、選書」「各館のレイアウト、情報提供」「充実すべきサービス」など、効果的な図書館運営について検証を行う。
なお、八王子市は個人情報保護法に則った適切な情報管理のもとで、 個人情報以外のデータを中央大学に提供。そのうえで、中央大学は調査・研究を実施、分析結果とこれに基づく提案を八王子市に報告し、八王子市における読書環境の向上や図書館整備の施策立案に役立てる。
(参考:中央大学ホームページ内関連ページ)
・「中央大学と八王子市が包括連携に関する協定を締結」
http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2017/04/54943/
・八王子市との包括連携
http://www.chuo-u.ac.jp/usr/community/hachiouji/
(関連記事)
・中央大学と八王子市が共同で「読書感想文および図書館利用実態に関する研究」を実施 -- 八王子市の読書環境の向上に貢献(2017.06.30)
https://www.u-presscenter.jp/2017/06/post-37590.html
・中央大学と八王子市図書館部による共同研究の中間報告会を開催(2019.01.16)
https://www.u-presscenter.jp/2019/01/post-40791.html
▼本件に関する問い合わせ先
中央大学多摩研究支援課
TEL: 042-674-2139
E-mail: tama-shien-grp@g.chuo-u.ac.jp
▼取材に関する問い合わせ先
中央大学広報室
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/