新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年の祇園祭は、山鉾巡行をはじめ、多くの関連行事が中止となりました。「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」である立命館大学アート・リサーチセンター(以下、ARC)、および文学部は、7月1日から7月31日までの1ヵ月間、Webサイト上に「祇園祭デジタル・ミュージアム2020」を公開し、一般の皆さまに祇園祭を知り、感じていただける機会を提供いたします。
京都の夏の風物詩として、また日本三大祭りの一つとして国内外に広く知られ、例年多くの観光客で賑わう祇園祭。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、多くの関連行事が中止となっています。ARCは、これまで蓄積してきた祇園祭に関するさまざまな研究成果をWEB上に公開することで、世界中の人に祇園祭について興味をもってもらい、理解を深めてもらえるのではないかと考えました。そこで、ARCのホームページにおいて、祇園祭の2D・3Dマップやバーチャル山鉾巡行の動画、山鉾の一つ八幡山の3次元計測データ、長江家屏風祭などを公開します。
■「祇園祭デジタル・ミュージアム2020」
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/gionfestivalDM/
※アート・リサーチセンター
1998年、立命館大学の研究所として衣笠キャンパス内に設立。人類が持つ文化を後世に伝達するために、芸術、芸能、技術、技能を中心とした有形・無形の人間文化の所産を、歴史的、社会的観点から研究・分析し、記録・整理・保存・発信することを目的としている。これまでに、文部科学省21世紀COEプログラム、グローバルCOEプログラムなどに採択され、2019年11月からは、私立大学で唯一の文部科学省国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」として活動している。
・アート・リサーチセンターHP
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/index-jp.html
▼本件に関する問い合わせ先
立命館大学広報課
名和
TEL:075-813-8300
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/