新サービス開始!「思いがけない物件との出会い」を独自のAIが提案
物件の希望条件だけでなく、ライフスタイルや好みからオススメ物件をHP上で随時表示
■新サービス開発の背景
▲不動産業界 AI活用サービスのマッピング
近年、不動産業界でもAI技術を活用した【不動産テック】によるサービスが盛り上がりを見せています。上図のように顧客や営業会社向けに、物件の所在地や広さ・間取り・金額などの物件情報をAIで分析するサービスから、家族構成や年齢などの顧客属性を分析するサービスまで幅広く展開されています。
こうした背景から当社では独自のAIを開発し、顧客に潜在ニーズをも満たした「思いがけない物件との出会い」を提供するサービスを開始いたします。
「AIウィルくんの『住まい提案』」の概要
(概要説明ページのURL:https://www.wills.co.jp/ai/)
これまで当社で住まいを購入した顧客の希望条件や、求めるライフスタイルに関するデータをAIが学習。この当社独自の「不動産提案」AIが“AIウィルくん“です。AIウィルくんの学習対象は約37万件の物件データ、約12,000組の成約データ、約10,000件の地理データ等、これまで当社が蓄積してきた住まいに関わるデータです。
顧客が当社ホームページの無料会員登録後に回答するアンケートをもとに、AIウィルくんがオススメ物件を提案。不動産情報は日々変化するため、毎日1度のペース(定休日を除く)で提案物件も更新されます。
AIウィルくんでは、Aさんの趣味志向やライフスタイルについての情報と合わせて成約物件である戸建の情報を学習。Aさんに似た好みやライフスタイルの方・条件で探す方に、Aさんの購入した物件に近い物件をオススメ物件として提案いたします。
■開発担当者のコメント
近年、不動産業界のIT化は進んでいるものの、依然として顧客がアクセスできる情報量には限界があり、不動産業者と顧客間の情報格差は大きいままです。そこで、顧客の人生を左右する大きな買い物である不動産購入において、より多くの情報を吟味したうえで、より満足できる物件に出会えるようなサービスを提供したいと考えました。ただ、顧客に大量の情報を提供するのでは顧客が混乱するばかりです。今回の「AIウィルくん」では定性的な情報であるライフスタイルや好みなども学習・分析の対象としています。物件自体の希望条件で検索するだけでは気づけないような潜在的なニーズをとらえ、より満足度の高い住まい探しを多くの方に提供できれば幸いです。
■株式会社ウィル 会社概要
○創業/1993年10月1日
○資本金/277,780,850 円
○代表者/代表取締役社長 坂根 勝幸
○社員数/235 名(2020.6.30 現在)※グループ全体
○事業内容/流通事業、リフォーム事業、リノベーション事業、開発分譲事業、賃貸事業、受託販売事業、不動産取引派生事業(ファイナンシャルプランニング業務、紹介業務など)、その他の事業(広告代理業務、コンサルティング業務、教育事業)
○店舗/全15 店舗(関西10店舗・中部5店舗)