立命館大学は、中学・高校生年代の女性アスリートのパフォーマンス向上とスポーツ傷害予防について考えるシンポジウム、「次世代型女性ジュニアアスリートのスポーツ傷害予防に向けて」を、2月12日にオンラインで開催いたします。
女性アスリート(とりわけジュニア)において、正しい医学的知識を得るチャンスはそれほど多くはありません。日本は海外に比べ女性アスリートに対する効果的な育成や支援のあり方についても、まだ研究・開発の途上にあります。
現在、スポーツ庁では、女性アスリートの活躍に向けた支援や、ジュニア層を含む女性アスリートが健康でハイパフォーマンススポーツを継続できる環境を整備するため、「女性アスリートの育成・支援プロジェクト」(※)を進めており、本学も参画しています。
本シンポジウムでは、ジュニア期にあたる中学・高校生年代の女性アスリートのスポーツ傷害予防やコンディショニング方法の知見を発信します。女性特有の問題に関して産婦人科医による講演やスポーツ傷害の予防的観点から理学療法士による事例紹介、パネルディスカッションを通して、ジュニア層を含む女性アスリートが健康で充実した競技生活を送るきっかけになれば幸いです。
■オンラインシンポジウムについて
日時:2022年2月12日(土) 14:00~16:00(13:30ログイン開始)
開催形式:Zoomウェビナー
登壇者:能瀬 さやか(東京大学医学部附属病院 女性診療科・産科 産婦人科医)
江玉 睦明(新潟医療福祉大学 理学療法学科 教授)
栗原 俊之(立命館大学総合科学技術研究機構 准教授) ほか
対象:スポーツ傷害予防やコンディショニングに関心のある方をはじめ、どなたでもご参加いただけます。
参加費:無料(事前参加登録制・定員1,000名)
申込方法:以下のURLからお申し込みください。
http://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=612
■オンラインシンポジウム タイムスケジュール
14:00~14:05 開会挨拶・講演者紹介
上田 憲嗣(立命館大学 スポーツ健康科学部 准教授)
14:05~14:45 特別講演 「女性ジュニアアスリートのコンディショニングと傷害予防」
能瀬 さやか(東京大学医学部附属病院 女性診療科・産科産婦人科医)
14:45~15:10 先進事例紹介 「女性アスリートのスポーツ傷害の特徴と予防に向けた取り組み」
江玉 睦明(新潟医療福祉大学 理学療法学科 教授)
15:10~15:25 本事業紹介 「女性ジュニアアスリートに向けたトレーニングサポートの取り組み」
栗原 俊之(立命館大学 総合科学技術研究機構 准教授)
15:25~15:55 パネルディスカッション 「女性ジュニアアスリートのスポーツ傷害予防に向けて」
●登壇者
能瀬 さやか
江玉 睦明
栗原 俊之
寺田 昌史(立命館大学 スポーツ健康科学部 講師)
●モデレーター
伊坂 忠夫(立命館大学スポーツ健康科学部 教授)
15:55~16:00 閉会挨拶
伊坂 忠夫
(※)スポーツ庁委託事業「女性アスリートの育成・支援プロジェクト」について
スポーツ庁が、スポーツ基本計画に基づき、女性アスリートの国際競技力向上に向けた支援や、ジュニア層を含む女性アスリートが健康でハイパフォーマンススポーツを継続できる環境を整備することを目的に、女性アスリートの育成・支援のために実施する事業。令和3年度において、本学のプロジェクトが「女性アスリート支援プログラム」に選定されました(継続)。
【HPリンク】
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/jsa_00061.html
【立命館大学が取り組むプロジェクト】
●テーマ
ジュニア女子選手のパフォーマンス向上とスポーツ傷害予防トレーニングの創発プラットフォームの構築 -ネットワークを活用した最先端の「知」の共有と次世代型指導者の育成システム-
●取組課題
・双方向型ネットワークを活用した学びプラットフォームの構築
・科学と現場の橋渡し役となるオンラインモニターシステムを活用できる次世代型指導員(トレーニング指導コンシェルジュ)の養成
・多様な動きづくりトレーニングの啓発と最先端の「知」の共有プラットフォームへの発展
【HPリンク】
http://www.ic.fc.ritsumei.ac.jp/athlete/index.html
▼本件に関する問い合わせ先
立命館大学広報課
名和
TEL:075-813-8300
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/