『三井アウトレットパーク 仙台港』 従業員向け保育施設 「うみかぜ保育園 仙台港」が開園 子育てしながら働きやすい環境を実現し、従業員満足度を高める取り組みをさらに強化
「うみかぜ保育園 仙台港」は、MOP 仙台港の建物外の木造保育施設として新設され、施工は保育園建設に多数実績のある三井ホーム株式会社(三井不動産 100%子会社、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:池田明)が行いました。本保育施設は、内閣府認定制度である企業主導型保育事業の助成を受け、運営を株式会社スクルドアンドカンパニー(本社:東京都新宿区、代表取締役:若林雅樹)が手掛けます。なお、三井不動産が手掛ける商業施設に付帯する保育施設としては、三井アウトレットパーク 倉敷、三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス、三井アウトレットパーク 木更津に続き4施設目の企業主導型保育事業となります。
本保育施設は、出産を機に退職する従業員や、保育園不足により産休からの復職ができない従業員の問題を解決するため、従業員のための保育施設として運用を開始しました。MOP 仙台港では、働く従業員のさらなる福利厚生の充実や ES(従業員満足)向上を推進し、人材確保に努めてまいります。なお周辺企業にお勤めの方にもご利用いただける地域枠も設けております。
また、本施設は建設時のCO2排出量がRC造と比べ約1/2と少なく(林野庁調べ※)、室内の湿度調節機能を有するなど、人と環境にやさしい木造で建設。商業施設における保育施設としては珍しい園庭を有する「独立棟」の保育園で、園児が伸び伸びと過ごすことができる工夫がなされています。本保育施設に限らず、当社グループが管理・運営する商業施設では、従業員の方が働きやすい環境づくりのために今後も様々な施策を積極的に実施し、地域活性化に尽力してまいります。
※家を建てる時のCO2排出量比較 出典:林野庁「平成23年度森林・林業白書」P61、図Ⅱ-5 数値はCASBEE評価に基づく林野庁試算
試算条件:床面積120㎡の場合
【本リリースのポイント】
・三井アウトレットパーク 仙台港の近接地に従業員向け保育施設「うみかぜ保育園 仙台港」を開園
・園庭を有し園児が伸び伸びと過ごすことができる環境を整備するとともに、従業員のES向上にも寄与
・利用者の安全・健康に配慮し木造施設建築(保育園等)実績のある三井ホームにて設計・施工
【企業主導型保育事業とは】
企業主導型保育事業は、内閣府が2016年に開始した企業向けの助成制度です。
企業が従業員の働き方に応じた柔軟な保育サービスを提供するために設置する保育施設などに対し、施設の整備費および運営費の助成を行います。
【うみかぜ保育園 仙台港の特長…モール外「独立棟木造保育施設」】
(1)ショッピングモールに近接して建てられた戸建て保育園です。商業施設における保育施設としては珍しい園庭や柱の無い開放的な保育室など、園児が伸び伸びと過ごせる空間を提供します。
(2)商業施設併設型で懸念される他の店舗との「音」の問題や、園外の公園に園児を引率する際の交通災害リスクなどを、園庭つき独立棟施設にすることで解決します。また、太陽光発電(4.9kw)を搭載し、蓄電池(6.5kw)を設置。発電した電気を日常的に使用しながら余剰電力を蓄電池に貯めることで、万一の災害等による停電時でも一時的に非常用電源としての利用が可能です。
(3)三井ホームのプレミアム・モノコック構法で施工した同保育施設は、高耐震・高断熱に加え、屋根には同社オリジナル断熱構造材「ダブルシールド(DS)パネル」を採用しています。夏場の遮熱や冬場の保温に高いレベルで応え、快適な温熱環境を維持します。また近年では、「木」が持つ調湿機能や弾力性が園児の健康・安全に資することから、木造の保育園が増えています。
【設計・施工 (三井ホーム株式会社)】
同社は木造ツーバイフォー工法のリーディングカンパニーとして、これまでに24万5千棟を超える建物を供給しています。2010年に施行された「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」※や木造の耐火構造認定取得の追い風も受け、近年では注文住宅から木造施設系建築まで事業領域を拡大しています。文教・医療・福祉等の施設系建築では新築・改装合わせて5千件以上の実績があります。
※2021年6月「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に改正。同10月に施行。対象が公共建築物から民間を含めた建築物一般に拡大。
【うみかぜ保育園 概要】
園 名:うみかぜ保育園 仙台港
定 員:30 名(0歳児~5歳児)
開 園 日 :2022年1月18日(火)
開園時間:毎日8:00~21:00
運 営:株式会社スクルドアンドカンパニー
●「三井アウトレットパーク 仙台港」 施設概要
所 在 地:宮城県仙台市宮城野区中野出花123
交 通:<車> 仙台港ICから約2.5km
<公共交通機関> JR仙石線「中野栄」駅から徒歩約8分
開業年月:2008年9月
敷地面積:約87,000㎡
延床面積:約34,000㎡
店舗面積:約20,000㎡
店 舗 数 :約120店舗
構造規模:鉄骨造地上2階建て
駐車台数:約3,000台
営業時間:ショップ 10:00~20:00
レストラン 10:30~20:00(ラストオーダー 19:30)
フードコート 10:30~20:00(ラストオーダー 店舗により異なる)
※一部、営業時間の異なる店舗がございます。
※営業時間が変更になる場合がありますので、ホームページにてご確認ください。
設計・施工:三井住友建設株式会社
ホームページ:https://mitsui-shopping-park.com/mop/sendai/
運営管理:三井不動産商業マネジメント株式会社
【位置図】
●三井不動産の三井アウトレットパーク(2022年2月時点)
●新型コロナウイルス感染拡大防止対策
三井不動産グループが運営する商業施設では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため下記をはじめとした様々な取り組みを実施しております。
■施設の取り組み
■お客様へのお願い
当社グループでは、これまでも施設ごとに新型コロナウイルス感染対策を徹底してまいりましたが、今後新たな変異株が流行した場合においても安心して当社グループの施設をご利用いただくために、医学的・工学的知見に基づくわかりやすい感染対策が必須と考え、グループ共通の「三井不動産9BOX感染対策基準」を策定しました。当社グループはオフィスビル、商業、ホテル、リゾート、ロジスティクス、住宅等、多様な施設を展開しており、当社グループだけでなく社会全体で共有しやすい項目として提示することで、社会共通の課題解決に貢献したいと考えています。
当社は引き続き、安心・安全な街づくりを通して持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。
※参考リリース: https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1001_01/
三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記のとおりグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における4つの目標に貢献しています。
目標 3 すべての人に健康と福祉を
目標 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標 8 働きがいも経済成長も
目標 11 住み続けられるまちづくりを