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学校法人立命館は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で教育や研究を続けられなくなった学生を一時的に受け入れることを決定いたしました。
本学園では、3月18日付け「総長メッセージ-ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について」において、ロシアによるウクライナ侵攻で影響を受けている学生へ可能な限りの対応を行うことを発表しました。その後、ウクライナ避難民を支援するための募金活動や避難民受け入れに向けた調整を進めてきました。
このたび、ウクライナ侵攻によって学びと研究の機会が損なわれた学生(避難民)の非正規生としての受け入れ、および、本学園の大学に入学または入学予定の学生(正規生)のうち、ウクライナ侵攻による家計急変等の事情によって修学が困難となった学生への経済的支援を行います。
平和と民主主義、非暴力を掲げる本学園の取り組みが、学生の未来につながる学びの機会となり、ウクライナ支援の一助になれば幸いです。
■学生(避難民)の非正規生としての受け入れについて
・対象:
ウクライナ侵攻により学びと研究の機会が損なわれたウクライナの学生および周辺国・地域の学生(5人程度) ※非正規生として一時的(1年間を目途)に受け入れる
・支援内容:
(1)渡日支援:渡航費用や渡日に必要なサポートを行う
(2)生活支援:1人月額10万円×滞在月数
(3)住居支援:立命館学園が設置する国際寮で受け入れる(寮費等は免除)
(4)授業料:全額免除
(5)その他:日本での生活をサポートするために必要な体制(生活、日本語を含めた学修支援、国際交流企画等)を整える
■本学園に入学または入学予定学生(正規生)への経済支援
・対象:
ウクライナ侵攻による家計急変等の事情によって修学が困難となったウクライナの学生、および周辺国・地域の学生(3人程度)
・支援内容:
(1)渡日支援:渡航費用や渡日に必要なサポートを行う
(2)生活支援:1人月額10万円×1年間(ただし情勢に応じて在学期間中支援)
(3)住居支援:立命館学園が設置する国際寮で受け入れる(寮費等は免除)
(4)授業料:「ウクライナ侵攻によって修学困難となった外国人留学生・国際学生を対象とした特別奨学金制度(仮称)」を設け、授業料免除を行う
※生活支援や渡航支援等に係る費用は、分林保弘氏(株式会社日本M&Aセンター代表取締役会長、学校法人立命館館賓)をはじめとする寄付者の方々の寄付金を原資としたサポートを予定しています。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人立命館 広報課
名和・立岩
TEL:075-813-8300
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/