アクサ・ホールディングス・ジャパン、カーボンニュートラル実現に向けて「2022アクションプラン」を策定

アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社

2022年は2019年対比でCO2排出量を16.5%削減 6月より東京本社オフィスの電力の約50%を再生可能エネルギーに切り替え

アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:安渕 聖司)は、カーボンニュートラルを実現するための「気候リーダーシップ」を経営戦略である「#ONE AXA 2023-お客さまと共に」に組み込み、傘下のアクサ生命、アクサ損害保険(以下、アクサダイレクト)、アクサダイレクト生命の保険3社のアクションプランを策定しました。2019年のCO2排出量11,278トンに対し、2022年は16.5%(1,860トン)の削減を目指します。

【「2022アクションプラン」の内容について】
  •  再生可能エネルギーへの切り替え:2022年6月1日より、東京本社オフィスの総電力使用量の約50%に相当する、照明および電源エネルギーを全て再生可能エネルギーに切り替え
  •  出張の削減と最適化
  •  効率的な電子機器の利用:在庫数の最適化によるタブレット数の削減など
  •  社用車のハイブリッド車両(HV)への切り替え:順次切り替えを行うとともに、エコ運転を社内啓発
  •  ペーパーレスプログラムの実行:デジタル化による紙の削減、書類の電子化

【その他の気候リーダーシップを目指す取り組みについて】
■「アクサ気候アカデミー」の受講を通じ、気候変動や生物多様性に関する従業員のリテラシーを向上
アクサ生命、アクサダイレクト、アクサダイレクト生命は、気候変動に関するアクサグループのeラーニングプログラム「アクサ気候アカデミー」を従業員に受講させることで気候変動の基礎知識と生物やビジネスに与える影響の理解を促進し、気候戦略の遂行を加速。また本プログラムを、将来的には地域社会のステークホルダーの皆さまにも活用いただくことを検討しています。
 

■“AXA WEEK for GOOD”において気候変動対策、生物多様性の保全に向け従業員の行動を促すイベントを実施
2022年6月20日(月)~6月24日(金)までの1週間、全世界のグループ企業の従業員が参加し、気候変動対策や生物多様性の保全の重要性に対する理解を深め、フィールドワークを通じて地域の課題を自分事として捉え、解決に向けた行動を促すイベントを開催します。
 

■自治体やNGO、NPO、ビジネスパートナーとのパートナーシップによる協働を促進
北海道庁の「ゼロカーボン北海道」に関連したグリーン投資に関する意見交換や植樹イベントへの従業員の参加、青森県庁との地産食材を活用したフレンチシェフによる減塩「だし活プロジェクト」の協働を通じた、地元の海や山の天然資源を理解・活用し、保全する取り組み、「アクサ ユネスコ協会減災教育プログラム」の普及を通じた気候変動と減災に対する社会啓発活動など、今後、自治体との包括連携協定やNGO、NPOとのパートナーシップによる気候変動への理解や生物多様性の保全に向けた取り組みを拡大していきます。

【アクサグループの気候戦略を含む経営の評価指標】
アクサグループは、2019年に、2023年までにグリーン投資を260億ユーロとし、脱石炭、2050年までの地球温暖化係数を1.5℃以下に抑えることを目標とした気候戦略を公表しました。2020年には、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサのパーパス(存在意義)を公表し、これに動機づけられた経営戦略「ドライビングプログレス2023」にサステナビリティ戦略を組み込んだ評価指標「AXA for Progress Index」を策定し、2022年4月に以下のとおり最新のターゲットを公表しました。

投資家として
  •  2025年までにアクサのポートフォリオから20%カーボンフットプリントを削減する
  •  2023年までにグリーン投資を260億ユーロまで増加させる
保険会社として
  •  グリーンインシュランスプロダクト(環境に配慮した保険商品):グリーンビジネスを拡大し、2023年まで保険料収入で13億ユーロを実現する
  •  インクルーシブプロテクション(困難な状況の中でサポートが必要な人々に対する保障の提供):インクルーシブな保障に加入するお客さまを倍増させ、2023年までに1,200万人に保障を提供する
模範となる企業として
  •  気候変動に起因する社会的課題に対する従業員の理解を促す取り組み: 2023年までに従業員の気候変動に関するスキル向上を図り、変革を主導する
  •  2025年までにカーボンニュートラルを達成:グループ内におけるCO2排出量を20%削減し(エネルギーや出張の削減、デジタル化)、残りの排出量を相殺する
責任ある企業としての外部の評価指標
  •  ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス DJSI/CSA SCORE 87/100

アクサ・ホールディングス・ジャパンは、アクサのパーパス「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」を体現すべく、地球環境や生物多様性、地域社会の皆さまにとって大切なものをお守りし、より良い未来のために行動してまいります。


アクサ・ホールディングス・ジャパンについて
アクサ・ホールディングス・ジャパンはアクサのメンバーカンパニーとして、2019年に設立された
保険持株会社です。傘下にアクサ生命、アクサ損害保険(アクサダイレクト)、アクサダイレクト生命の
3社を擁しています。

アクサグループについて
アクサは世界50の国と地域で14万9千人の従業員を擁し、9千500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2021年度通期の売上は999億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは68億ユーロ、2021年12月31日時点における運用資産総額は1兆510億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
*アクサグループの数値は2021年度時点のものです。

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