京都市の西院は交通の便が良く、暮らしやすい街として人気のエリア。そんな西院にある「スパイスカレーキテレツ」は、一皿で複数種類のスパイスカレーが楽しめる“あいがけ”スタイルで評判のスパイスカレー専門店です。混雑を避けるために予約制で営業していますが、どの時間帯も満席になるほどの人気ぶり。店主の徳増良介さんが生み出す独創的なスパイスカレーが多く人たちを虜にしています。
多種類が一皿に乗る“あいがけ”の先駆けといわれる徳増さん。店舗の営業から仕込み作業、新メニューの開発まで、多忙な日々を送る徳増さんですが、実は、ミュージシャンとしての顔も持っているのです。お兄さんの俊介さんと共に10代の頃からバンド活動を始め、今では大型フェスにも参加する実力派。10代、20代は音楽で夢を追いかけていた徳増さんがスパイスカレーにハマったきっかけとは?
趣味として作り始めたスパイスカレーを馴染みのバーやライブハウスで販売したところ、これが好評だったことから間借りで営業をスタート。そして、昨年11月に満を持して自身のお店「スパイスカレーキテレツ」をオープンしました。さらに、今年の4月には丸太町に2号店「キテレツランカ」をオープン。福岡で独自に進化したスリランカカレー“九州ランカ”をキテレツ風にアレンジした一皿を提供しています。スパイシーでありながら、まろやかさもある味が女性を中心に評判を呼んでいます。
カレーの可能性を広げるため、コラボに積極的な徳増さん。様々なコラボを行っていますが、ハンバーガーショップとの期間限定コラボでは、辛口のキーマカレーをソースとして使った贅沢なハンバーガーが完成。新たに挑むのは、和食料理人との異色のコラボです。牧田旬加さんはミシュラン3つ星の有名料亭などで腕を磨き、現在はフリーの料理人として活動中。そんな牧田さんの和食とのコラボカレーは、どんな内容になるのでしょうか? 徳増さんの挑戦に密着します!