老舗旅館をリノベーションして生まれたシェアハウスで、3年ぶりに地域との交流イベントを開催します
2015年に旅館からシェアハウスに生まれ変わった「ダイバーシティ甲陽園」にて、コロナ下で自粛していた地域との交流イベントを3年ぶりに開催します。地域から募った品物をチャリティフリーマーケットで販売したり、廃材を利用したインテリア雑貨作りを通し、SDGs(持続可能な開発目標) 達成への芽を育みます
当社が運営する「ダイバーシティ甲陽園」(兵庫県西宮市甲陽園本庄町6-52)は、地元から愛された老舗旅館「○長(まるちょう)」をリノベーションして造られた全25部屋のシェアハウスです。旅館時代からの地域住民との交流を引き継ぎ、シェアハウス運営開始時から日々の交流を心がけ定期的にイベントを行ってきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の蔓延によりイベントを自粛せざるを得ない状況が続きました。3年ぶりに、近隣をはじめとした地域の方々の協力を得て今回のイベントを開催いたします。
■イベント概要
<場所>ダイバーシティ甲陽園(兵庫県西宮市甲陽園本庄町6-52)
中庭及び、地下イベントスペース
<内容>
1. チャリティフリーマーケット(中庭で開催、雨天時は地下イベントスペース)
「地元のものを有効活用しよう」をテーマに、シェアハウスの近隣をはじめとした地域の皆さん、シェアハウスの住人から募った衣類や雑貨を中心に販売。「自宅で眠っているけれど捨てるには惜しい。誰かに使ってもらえれば」という品々が集まってきています。売上げは経費を差し引いた全額を、認定特定非営利活動法人兵庫介助犬協会へ寄付します。
2. 子どもDIYワークショップ(地下イベントスペースで開催)
当社のリフォーム工事の際に出た廃材(ベニヤ板や壁紙)を活用し、子どもたちと共にガーランド(写真ご参照)づくりを行います。廃棄予定の物でも活用できることや、ものづくりの楽しさを知ってもらうことが狙いです。
上記1.2を通じ、使われずに眠っている物や廃材を活用することの有用性を感じることが、SDGs(持続可能な開発目標)達成への小さな一歩になればと考えます。
↑廃材を利用して作ったガーランド(飾り)
■シェアハウス「ダイバーシティ甲陽園」について
現在の「ダイバーシティ甲陽園」は満室(25室中1室はシェアハウス全体の倉庫として利用)で運営しており、その名称の通り年代、国籍、職業、性別、趣味嗜好など多様性に富んだ方々に利用されています。年代は10代〜50代まで幅広く、国籍は8カ国、職業は会社員、学生、フリーランス、自営と様々です。
地域住民に愛され多くの人々が集った旅館の建物を解体せず再利用することで、リニューアル後も地域交流の起点となることを目指しました。加えて多様性も重視して運営してきた「ダイバーシティ甲陽園」は、当初、思い描いた通りの姿になりました。今後もイベント開催時のみならず日々の交流を通じ、未来を見据えた地域社会のあり方を模索する拠点としていくことができればと考えます。
■株式会社ウィル 会社概要
○創業/1993年10月1日
○資本金/277,780,850 円
○代表者/代表取締役社長 坂根勝幸
○社員数/282名(2022.6.30 現在)※グループ全体
○事業内容/流通事業、リフォーム・リノベーション事業、家具事業、開発分譲事業、賃貸事業、受託販売事業、不動産取引派生事業(ファイナンシャルプランニング業務、紹介業務など)、その他の事業(広告代理業務、コンサルティング業務)
○店舗/全18店舗(関西11店舗・中部6店舗・東京1店舗)