PHRシステム「カルテコ」利用者に大規模アンケート実施 自分の情報は「家族に見せる」が最も多く

メディカル・データ・ビジョン株式会社

 人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」を開発・提供するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)が、カルテコ利用者にアンケートを実施、健康・医療情報を自分以外の誰に見せているかについて聞いたところ、「家族」が最も多いことが分かりましたので、お知らせします。

 このアンケートは2022年10月21日から31日までの11日間、「カルテコ」※利用者様(患者、健診受診者含む)を対象にウエブを通じて実施、回答者数は2219人でした。「カルテコ」は2015年6月にサービスを開始し、「カルテコ」が利用可能な医療機関・健診施設は2022年9月末時点で11拠点です。「カルテコ」をアプリでダウンロードして利用している人を含めると、約4万人が利用しています。

 アンケートでは、「ご自身のカルテコをどなたかに見せたことがありますか」との質問を、複数回答で聞いたところ、「なし」と答えた人が69.1%で、「家族」が24.4%、「医師」が6.8%などといった順番になりました。

 
 また、この質問に対する回答で、「その他」(2.8%)という選択肢を設けて、自由に記述をしてもらったところ、「保険会社」との回答が多く、それ以外では、「作業療法士」「ケアマネジャー」「企業内の保健師」のほか、「同じ疾患の友人に処方薬について見せた」「勤務先の上司」などといった回答がありました。

■診療記録の中では「検査結果」がトップ
 
 「カルテコ」は、受診した医療機関や健康診断などの結果を健康・医療情報として、スマートフォンなどでいつでもどこでも確認できるのが特長です。

 「カルテコ」の医療情報のカテゴリーにある「診療記録」の中で、どういった項目をよく確認したかを複数回答で聞いたところ、907人が回答しました(グラフ下段)。
 

 その結果、トップが「検査結果」で86.2%、続いて「処方された薬」(29.3%)、傷病名(21.6%)となりました。 このほか、「カルテコ」の利用者の男女比は、ほぼ一緒で、年代別では、50代が37.7%で一番多く、次いで60代(26.6%)、40代(19.1%)などとなりました。

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