SAS、American Business Awardsで2つのアワードを受賞

SAS Institute Japan株式会社

アナリティクスの大手がTechnology Executive of the YearとPR Campaign of the Yearを受賞

アナリティクスとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、世界中の組織や専門家による功績と積極的な貢献を称える2023 American Business Awards(https://www.prweb.com/releases/stevie_award_winners_announced_in_the_21st_american_business_awards/prweb19307252.htm)®において2つのStevie®アワードを受賞しました。SASはテクノロジー分野の「PR Campaign of the Year」部門でシルバー、SASのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼CIOであるジェイ・アップチャーチ(Jay Upchurch)はTechnology Executive of the Year部門でブロンズに認定されました。受賞者の選定は、世界の240人以上の専門家が3,700件以上の候補を審査して行われます。

バッティング、アナリティクス、データリテラシーで成立したトリプルプレー
SASは、STEM教育(https://www.sas.com/en_us/company-information/education-outreach.html)とアナリティクスをすべての子どもたちにとって身近なものにし、日常生活の中でデータを見る力を育むことに注力しています。SASは、子どもたちの野球技術の向上と、データに対して自信を持たせてデータリテラシーを高めるという2つの目的で、The Batting Labを開発しました。実際、Batting Labのコンセプトは多くの注目を集めました。子供たちにSTEMを教える革新的な方法としてThe Today Showでも紹介された(https://www.youtube.com/watch?v=EHhvykfXMIU)ほどです。

The Batting Labは、野球とアナリティクスを組み合わせることで数学を楽しいものにするインタラクティブなバッティング・ケージであり、子供たちはデータを通じて自分のスイングを改善することができます。バットを振るたびに音声センサーが打撃の瞬間を検出し、起動したセンサーがスイングをとらえます。映像はコンピューター・ビジョンを使って処理され、バッターボックスに取り付けられた数百個のセンサーが、スイング時の打者の体重移動を記録します。打球の飛距離はリアルタイムに記録されます。SAS Event Stream Processingは打者へのフィードバックのために、SAS Econometrics内に作成された「隠れマルコフモデル」を用いて、ビデオおよびセンサーデータを取り込みます。

SASは、The Batting Labのためのデータ収集においてノースカロライナ州立大学の野球部とソフトボール部のエリート選手と連携し、選手のスイングを収録しました。収録した何千ものスイングをコンピューター・ビジョンで解析し、そのデータから理想のフォームを作り上げました。各スイングを採点し、プロのコーチが作成したルールに基づき、選手へのアドバイスを作成します。

Stevieアワードの審査員は、次のように述べています。「これは、見事なキャンペーンでした。素晴らしいアイデアを、考え抜いて実現しています。多数のデータ・ポイントを使って、どこをどう調整すればいいかが示されおり、リアルタイムの体験の中でデータの価値を明確に示した、素晴らしい事例と言えます」

SASは、McCann New YorkおよびそのパートナーであるVolvox Labsと連携してプログラムを開発しました。

The Batting Labの詳細と、教育に影響を与えるSASの取り組みについては、こちら(https://www.sas.com/en_us/curiosity/battinglab.html)をご覧ください。

CIOが与えるテクノロジーとオペレーションのイノベーション
SASのEVP兼CIO、ジェイ・アップチャーチは、多くの受賞歴を持つ先駆的なリーダーとして、SASの社内業務のほかにお客様と従業員の満足度向上を優先課題として、思いやりをもった変革のイニシアティブを牽引してきました。

アップチャーチはSASのCIO、またSAS Cloudのリーダーとして着任して以来、新しいテクノロジーの導入と古いテクノロジーの廃止を進め、業務効率を追求し続けています。また、彼はクラウドファーストの主導者として、SASのクラウドへの移行を推進しました。その結果、SASは技術的な遅れや固定観念の解消を進めることができ、企業全体のグローバルな標準化を進めることができました。SASのテクノロジー・イノベーションへの迅速なアクセスだけでなく、オンプレミス・ホスティングの廃止による間接費の削減、参入障壁の緩和など、お客様向けのメリットも提供しています。アップチャーチのリーダーシップのもと、SAS Cloudは3年連続で2桁成長を遂げ、SASのビジネスの中で最も成長著しい事業の1つとなりました。

アップチャーチの戦略がお客様中心主義であることも特徴の一つです。例えば、24時間365日「常時稼働」のサポートによってお客様エクスペリエンス向上を図るグローバル・ロケーション戦略を推進しています。これにより、世界最高水準のセキュリティ・オペレーションの継続的な監視、管理、拡張を通じてお客様の安全とセキュリティに対するSASのコミットメントは拡大されました。

一方社内に対しては、従業員を支援する姿勢を強調しています。例えば、IT部門には、従業員に対するときにサービス・プロバイダーのマインドセットを持つことを求めました。より優れたセルフサービス・アシスタンスを提供するための広範なナレッジベースの展開、24時間365日対応の従業員サービスデスク、ビジネス・リレーションシップ・マネージャーの導入など、IT部門が従業員のニーズに耳を傾け、学び、共感を抱くことを求めたのです。現在では、IT部門は問題をより迅速に特定し、より効率的なソリューションとしてテクノロジーや新しいプロセスを提案できるようになりました。

アップチャーチは、次のように述べています。「ビジネス戦略とテクノロジー戦略の結びつきは永遠であると認識するビジネス・リーダーが増えています。私も、そう願いたいと強く思います。両方の戦略が連動して実現されていけば、持続可能な競争優位性と長期的なビジネス回復力が得られると考えています。

激しく変化する今日のデジタル世界で、SASとそのお客様が事業を継続でき、繁栄できるように、クラウド、AI、その他先進テクノロジーの適用を支援するグローバル・チームのリーダーでいられる機会を得られたことに感謝しています」

Stevieアワードについてhttps://stevieawards.com/
Stevieアワードには、70か国以上の組織から毎年12,000件以上の応募があります。Steviesアワードは、あらゆる規模と種類の組織とその背後にいる人々を称え、世界中のワークプレイスの優れた業績に敬意を表しています。

*2023年5月3日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース(https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2023/may/stevie-2023.html)の抄訳です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
 

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