ヤーマン、美容家電メーカーとして初めて世界皮膚科学会議に出席
WCD(世界皮膚科学会議)は130年以上の輝かしい歴史を持つ会議で、しばしば“皮膚科学のオリンピック”と称されます。世界最古で最大の国際皮膚科学会議として、皮膚科学における重要なブレイクスルーや進歩に関する議論を深めることに主眼を置き、最新の研究成果や皮膚科学における今後の方向性を示すことによって、皮膚の健康に関する世界標準の向上に努めています。
美容家電に関する研究とその用途を探る専門会議では、中国の北京大学第一医院皮膚科のYan Wu教授がケーススタディとして、ヤーマンが中国市場で行った医療研究とイノベーションの成果を発表しました。会議では世界180カ国以上から集まった1万人を超す皮膚科学の専門家や医療関係者が美容家電と皮膚科学との関係性、美容家電が皮膚科学にもたらす価値や重要性について議論を交わしました。
Yan Wu教授は次のように述べています。「皮膚科医にとって、家庭用の美容機器は大切な助手のようなものです。肌の老化や関連する悩みを改善してくれるさまざまなメリットがあるからです。この分野の健全な発展は、皮膚科医とヤーマンのような美容家電の先駆的なメーカーとで行われる綿密な調査研究にかかっており、ヤーマンは一流の医師や専門家との共同研究に真摯に取り組んでいます。」 こうしたヤーマンに対する肯定的な発言は、ヤーマンの業界リーダーとしての地位を全面的に評価したものです。
会議では、ヤーマンの最高技術責任者(CTO)である前田 一憲が皮膚科学の専門家向けに、ヤーマンの表情筋研究所が開発した独自技術のプレゼンテーションを行いました。これらの技術は多様な人種の骨格や筋肉の研究に基づいて開発されています。中でも最も注目すべき開発事例として紹介したS16PNサークルラジオ波(RF)テクノロジーは、”コラーゲン”や”エラスチン”を効果的に刺激することによって、真皮の老化を遅らせることができます。今回のプレゼンテーションはヤーマンにとって、研究所における最先端の研究成果や肌に関する基礎研究での最新技術の進歩を初めて発表する機会を得たという点で、大きな意味がありました。
ヤーマンは技術革新に加え、先進技術や新素材の探求にも揺るぎない姿勢で取り組み続けています。日本のトップクラスの大学や専門家との連携を通じて、手間や費用を低減するした上に、表情筋に対して精度の高い効率的なアンチエイジング効果を可能にする高度なウェアラブル技術の開発に成功しました。ヤーマンはこの画期的な製品を年内に発売することを発表しています。ヤーマンは今後も一貫して、光電技術を取り入れた美容家電製品の開発に取り組み、よりスキンケア製品に近い使用体験をユーザーに提供していくと同時に、光電式の大型機器に匹敵する成果を実現し、応用範囲を拡大してさまざまなシーンで活用できるようにしていくことで、美容家電の新たな時代を切り開いていきます。
ヤーマンの代表取締役社長である山﨑 貴三代は、今回、美容家電メーカーとして初めてWCDに参加し、アンチエイジングのための先進の美顔器研究の成果を発表する機会を得たことに非常に感謝した上で、次のように述べています。「世界のトップクラスの専門家の皆様と交流し、勉強させていただくことによって、この製品カテゴリーが今後、皮膚科学の専門家や研究者のより幅広い国際的コミュニティに評価され、支持されるようになることを願っています。」
ヤーマンは45年近くに渡って美容技術の分野で確固たる基盤を築き、アジアの人たちの肌についての基礎研究や、美容家電の技術革新で業界をリードしてきました。今後、ヤーマンは引き続き画期的な技術やイノベーションを追求し、美容家電を人々の美と肌の健康を守る、ケア家電へと変革していきます。