DeSCと共同開発「拡大推計機能」をリリース 台帳情報突合した保険者データで全国値算出が可能
「MDV analyzer」拡大推計機能の画面イメージ
拡大推計機能では、DeSCが提供する健保組合、国民健康保険、後期高齢者医療制度の保険者データを、台帳情報と突合した上で各保険者データ種別毎に有病率を計算し算出、MDVの病院ネットワークで集積した国内最大規模の診療データ(病院データ)のほかに全人口、各保険者・自治体の全加入者数を活用して全国値を算出します。
また、保険者データは出揃うまでに一定の時間が必要なため、利用者さまが全国値を必要とするタイミングと、算出できるまでにタイムラグが生じます。そのタイムラグを解消するために通常、2ヵ月前に集積されるMDVの病院データで補完して、利用者さまによりスピーディに最新の全国値をご提供できるようにしました。
※「拡大推計機能」では、保険者データのうちのDeSC分のみを使って推計値を算出します。
【拡大推計機能の主な活用場面】
・0〜100歳の高精度な性年齢別の市場把握
・当局からの照会事項に対しても全国値として活用可能
・新薬開発による市場予測にも活用可能