2024年3月期 第3四半期決算を発表
売上高・営業利益が続伸、通期業績見込を上方修正
関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士)は、2024年3月期の第3四半期決算を確定しましたので、お知らせいたします。- 第3四半期決算のポイント
「自動車を中心に、売上高・営業利益が続伸。通期業績見込みを上方修正し、2円の増配を予定」
・強みである自動車分野が全社の業績を牽引。生産台数の増加や販売価格の改善も浸透し大幅な増益を達成。第3四半期累計EBITDAマージンは、15.0%まで改善。
・インドは、建築分野の競争激化が進む一方で、自動車・工業分野の売上拡大は続く。原価低減努力を継続し、高い利益水準を維持。(セグメント利益:前年比+38%)
・欧州の事業規模は、昨年買収したCWSが新規に連結したことにより第3四半期までに拡大したが、トルコのインフレ会計適用により売上・セグメント利益は実態以上に大きく見えている。景気回復遅れや人件費などのコスト上昇もあり、本格的な収益性改善には時間を要する。
・今後も低収益資産売却、キャッシュフロー・コンバージョン・サイクル改善などで引き続き資本効率の改善に努める。
・一過性の利益を除いた配当性向は30%を維持し、2円の増配を予定。(下半期 18円→20円)
・強みである自動車分野が全社の業績を牽引。生産台数の増加や販売価格の改善も浸透し大幅な増益を達成。第3四半期累計EBITDAマージンは、15.0%まで改善。
・インドは、建築分野の競争激化が進む一方で、自動車・工業分野の売上拡大は続く。原価低減努力を継続し、高い利益水準を維持。(セグメント利益:前年比+38%)
・欧州の事業規模は、昨年買収したCWSが新規に連結したことにより第3四半期までに拡大したが、トルコのインフレ会計適用により売上・セグメント利益は実態以上に大きく見えている。景気回復遅れや人件費などのコスト上昇もあり、本格的な収益性改善には時間を要する。
・今後も低収益資産売却、キャッシュフロー・コンバージョン・サイクル改善などで引き続き資本効率の改善に努める。
・一過性の利益を除いた配当性向は30%を維持し、2円の増配を予定。(下半期 18円→20円)
- 連結業績概要
営業利益は、販売価格への価格転嫁などの利益改善により、414億円(同71.3%増)の増益となりました。
経常利益は、中国持分法会社である湖南関西の増益などが貢献し、442億円(同53.4%増)の増益となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株縮減による投資有価証券売却益や、インドの土地売却に伴う固定資産売却益を計上したことにより539億円(同221.3%増)の増益となりました。
- 通期計画および進捗状況
売上高は5,600億円(11月時点の上方修正から50億円増)、営業利益は500億円(同50億円増)、セグメント利益は560億円(同60億円増)、経常利益は550億円(同60億円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は640億円(同70億円増)としました。
売上高、各段階利益の全てにおいて、過去最高の数値を計画します。
詳細は、本日発表の「2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」「2023年度 第3四半期決算説明資料」をご覧ください。