若竹会、透析情報をスマホで確認できる新サービス開始へ 震災などによる治療継続不安を払しょくへ
【金子理事長】
透析条件は、治療効果の最適化や患者のQOL維持、合併症防止などを考慮して、患者さんごとに設定されています。患者さんが自身の透析条件を「カルテコ」で管理することで、大規模災害などの緊急時でも他施設で安心して透析治療を受けることができます。
2024年1月1日の能登半島地震では透析患者さんが治療を続けられるかどうかと不安になったでしょう。「カルテコ」で透析データが閲覧できれば、旅行・出張などで透析を受ける際にも役立つでしょう。
透析診療の継続や療養生活の質の向上を図る観点から、カルテコで閲覧できる透析情報については、透析前後の体重、血圧のほか、透析方法、ダイアライザ名、ドライウエイト(DW)、血液流量、抗凝固剤名称といったデータにして、一覧画面で把握できるようにしました。
【社会医療法人若竹会 つくばセントラル病院について】
設立 :1988年12月
院長 :金子剛
所在地:茨城県牛久市柏田町1589-3
病床数:一般病床313床