メディアモニタリング・広報効果測定サービスを提供する株式会社内外切抜通信社（東京都新宿区、代表取締役：近藤義昭）は、2025年3月8日（土）の国際女性デーにあわせイメージ広告を作成いたしました。


広告は、国連が定める「国際女性デー」（3月８日）をテーマとし、岡野大嗣さんの短歌と安福望さんのイラストをモチーフにしています。広告は２つのパーツに別れ、切り抜いて貼り合わせることで完成します。

また、「国際女性デー」の報道を新聞、雑誌、Webニュースからモニタリングし、報道分析レポートを作成中です。レポートは後日、Webサイトで公開予定です。

＜広告企画の背景＞

内外切抜通信社では、1939年の創業以来、メディアからの情報収集を行っています。今回の広告では、「切り抜く」という、当社にとって原点となる作業を体験することで、時代による情報収集の変化、女性たちの状況の変化について、考えていただく機会となるよう制作いたしました。

新聞１面の広告と、中面の広告を貼り合わせることで、歌人・岡野大嗣さんの短歌「きみがきみの道を向くとき僕はそのうしろで小さくならえをするよ」（『サイレンと犀』書肆侃侃房、2014年）が完成します。
正しいとされる道や、皆と同じ道ではなく、「きみがきみの道を向く」ことを尊重してくれる。それは、「女性だから」という理由で諦めなければならないことがあるこの世界でどれだけ心強いだろう、と思ったのがこの短歌を選んだ理由です。
この短歌が、性別にかかわらず、それぞれの選択が尊重される社会を考えるきっかけになることを願います。

＜広告概要＞
短歌：岡野大嗣『サイレンと犀』（書肆侃侃房、2014年）より
絵：安福望

＜制作スタッフ＞
プランニング：後藤明日香、美濃真子（内外切抜通信社）
企画・ディレクション：榊間綾、河原有希子（内外切抜通信社）、太田弦（毎日新聞社）
制作：筒井あかり、小宮公平（ハッピージャパン）