インフキュリオン、次世代カードプラットフォーム「Xard」最新版を提供開始

~会員管理・利用枠管理・与信管理の機能を追加搭載。最短2週間でサンドボックス提供が可能に~

株式会社インフキュリオン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:丸山弘毅、以下「インフキュリオン」)は、次世代カードプラットフォーム「Xard(エクサード)」最新版の提供を、2025年10月8日(水)より開始します。
今回の最新版では、従来の標準機能に加え、開発負荷の高い「会員管理」「ファンディングソース(利用可能枠)管理」「クレジット(与信)管理」を統合的に実装。これにより、最小限の開発工数での自社ブランドのクレジットカード、プリペイドカード、デビットカードなど(以下、「自社カード」)事業の立ち上げが導入企業において可能となります。

■ 「Xard」最新版提供の背景と概要
国内の法人間(BtoB)決済市場は約1,160兆円に達しています。近年はインボイス制度や電子帳簿保存法の改正に加え、2026年を目途とした紙の手形・小切手の全面廃止も予定されるなど、法人間決済のキャッシュレス化はますますの拡大が見込まれます。
現在、法人向けクレジットカード(以下、「法人カード」)が法人間決済全体に占める割合は0.7%程度にとどまっている一方で、活用余地は非常に大きく、企業のキャッシュフロー改善や業務効率化を実現する手段として注目が高まっています。さらに対消費者(BtoC)決済市場では、リアルカードを持たず、スマートフォンだけで決済を完結させるスタイルが20代・30代を中心に定着しつつあります。
こうした状況を踏まえ、当社は2022年4月より「Xard」の提供を開始。Fintech企業、金融機関、小売事業者、WEBサービス事業者など、形態を問わず様々な企業が自社カードや法人向け決済サービスを展開できるよう、「カード発行」や「取引管理」の機能をAPIで提供することで、企業の自社カード事業の立ち上げを支援しています。
今回の最新版では、サンドボックス環境を2週間で提供可能です。また、これらの機能を“必要な機能だけを柔軟に導入できる”形で提供することで、SaaS事業者、ECプラットフォームやBtoB決済を扱う企業など、幅広い事業者が自社ブランドで金融サービスを展開できます。

■ 新たに追加搭載される機能と期待効果
会員管理
  • カード事業に必要な法人・個人の属性情報を一元管理
  • KYB/KYC対応(企業・本人確認)
  • 反社・AMLチェック機能
  • 外部KYCベンダーとのAPI連携
  • 登記事項証明書の取得・登録、郵送依頼、委任状管理などもサポート
利用枠管理
(ファンディングソース管理)
  • プリペイド残高、クレジット与信枠や、売掛金・給与など、複数のファンディングソースを組み合わせ、柔軟な利用可能枠を設定可能
  • カード利用代金の支払方法を、プリペイド残高・クレジットなどに振り分け可能
  • 売掛金デビットカードや給与カードなどの多様なユースケースに対応
与信枠管理
(クレジット管理)
  • AIを活用したクレジット与信エンジンを提供。イシュア独自モデル構築も可能
  • 請求システム(口座振替、PSP連携、入金消込)
  • 債権管理(未払情報連携・入金管理)

<導入で期待される効果>
今回の新機能を「Xard」が提供することで、初期開発コストを軽減し、競争優位を築く自社事業およびサービス開発に導入企業は専念できます。また金融事業モデルとして、サブスクリプション型、給与カードやBtoB決済など、多様なユースケースへの対応が可能です。

■ 今後の展開
「Xard」では今後も、カード単位での利用上限制御や加盟店制御など、カード事業の運営効率と安全性を高める機能などを追加予定です。また、PSP接続による口座振替機能や残高の直接加減算API、リボルビング機能やキャッシング機能の提供も計画。「Xard」を活用する企業が、より多様な金融サービスを展開できる環境整備を目指します。

■ 「Xard」について
「Xard」は、自社オリジナルのJCB/Visaカード(バーチャル/フィジカル)を、API連携により簡単かつ低コストで発行できる国際ブランドカード発行プラットフォームです。カード発行に必要な機能を自由に組み合わせて利用できる形で提供しており、Fintech企業、金融機関、小売事業者、WEBサービス事業者など、形態を問わずあらゆる企業のビジネスニーズに対応しています。「Xard」が提供する様々なAPI機能を自社のサービスに組み込むことで新しい体験を生み出します。
「Xard」サービスページ:https://infcurion.com/xard/
「Xard」資料ダウンロード:https://infcurion.com/xard/download/

■ インフキュリオンについて
インフキュリオンは、社会課題を解決し、顧客体験や業務効率を向上させる“あらゆる産業・サービスのFintechパートナー”です。多彩な金融サービスを機能単位で柔軟に利用できるテクノロジーの開発やプラットフォームの提供、キャッシュレス決済事業のコンサルティングを行っています。また、昨今では「AIネイティブなデジタルカードプラットフォームの開発」を重点施策の一つとして掲げ、AI技術を活用した次世代の決済プラットフォーム構築を積極的に推進しています。これは、AI技術をプラットフォームの根幹に組み込むことで、より高度なデータ分析、リスク管理、顧客体験の最適化を実現し、金融サービスの新たな可能性を切り拓くことを目指すものです。法人・個人を問わず、あらゆる対象や産業、領域にFintechを組み込み、社会に新しい価値を生み出していくことを目指しています。

■ 会社概要
会社名:株式会社インフキュリオン
代表者:代表取締役社長CEO 丸山弘毅
設立:2006年5月1日
本社:東京都千代田区麹町5‒7‒2 MFPR麹町ビル7F
加盟団体:一般社団法人Fintech協会、一般社団法人キャッシュレス推進協議会、一般社団法人日本資金決済業協会
URL:https://infcurion.com/

※このプレスリリースは発行日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
※各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問合わせ先
株式会社インフキュリオン 広報室
Mail: pr@infcurion.com

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この企業の情報

組織名
株式会社インフキュリオン
ホームページ
https://infcurion.com/company/
代表者
丸山 弘毅
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒102-0083 東京都千代田区麹町5‒7‒2  MFPR麹町ビル7F
連絡先
03-6272-3924

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