2025-10-28
株式会社 東芝
スマホ用メーター読み取りアプリ「ToruMeter®」が
アルファベットや記号を含む情報の読み取りに対応
~原材料のロット番号や使用期限など製造や品質に関わる情報も読み取り、
製品のトレーサビリティの確保に寄与~
当社は、スマホ用メーター読み取りアプリ「ToruMeter®」を11月4日にバージョンアップ注1し、アルファベットや記号を含む情報の読み取りに対応します。これにより、従来のメーターに表示されている数値情報の読み取りに加え、原材料のロット番号や使用期限、製品の製造番号、モニターに表示される製造や品質に関する情報など、より多様なデータの読み取りが可能になり、製品のトレーサビリティの確保に寄与します。
今回のバージョンアップに伴い、本機能を含むサービスの内容を紹介する無料オンラインセミナーを11月19日および12月10日に開催します。
ToruMeter®は、2021年に販売を開始した、電気・ガス・水道などのメーターや制御盤の表示部、電子計測器などをスマートフォンまたはタブレット端末のカメラで撮影し、読み取った値と写真を電子帳票に記録するアプリで注2、製造現場の計測や検査および品質管理業務、商業施設やビルなどの検針業務で使われています。
今回のバージョンアップでは、これまで製造現場などからご要望の多かったアルファベットや記号の読み取りに対応注3することで、原材料のロット番号や製品の製造番号、モニターに表示される製造や品質に関わる情報も、メーターと同様の操作で読み取ることが可能になります。また、原料の使用期限の読み取りや使用量の計測など、製造工程の検針・計測の前後で行う業務の効率化を図るとともに、製造した製品に、どのロット番号の原材料をどれだけ使用したかなどのトレーサビリティの確保が可能になります。
【追加される読み取り対象】
・紙や外箱、ビンやボトルのラベルなどに印刷されているロットナンバーや製品の製造番号
・モニターや印刷物などに表示されているシリアルナンバーや有効期限、使用期限などの情報
【想定している利用シーン(製造、品質管理業務などにおける以下の作業)】
・製品のロット番号や製造番号、シリアルナンバー、使用期限などの読み取り
・原材料のロット番号と使用量や濃度などの数値を併せて記録
・製品に使用した原材料のトレーサビリティの確保
図:アルファベット読み取り利用イメージ
当社は、今後もお客様のニーズにお応えできるよう、ToruMeter®の作業領域を拡大し、検針業務およびトレーサビリティに関する業務などのさらなる効率化、ヒューマンエラーの防止、省力・省人化、データの電子化によるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を支援してまいります。
注1既に使用中のお客様は、アプリを11月4日にリリースされるバージョンにアップデートすることで最新版の使用が可能となります。
注2メーター読取支援サービス「ToruMeter®」を利用いただくには、株式会社シムトップスが提供するConMas i-Reporterが必要となります。ToruMeter®アプリだけの利用はできません。
注3 すべての文字の読み取りを保証するものではありません。また、一部の記号やフォントの種類によっても読み取りできないものがあります。日本語は読み取りに対応していません。読み取りできるかどうかは、無料トライアルでお試しください。無料トライアルに関しても、ToruMeter®紹介サイトからお申し込み可能です。
オンラインセミナーについて
本バージョンアップに伴い、ToruMeter®および多彩な機能の現場帳票システムi-Reporterを紹介するオンラインセミナーを、株式会社シムトップスと共同開催します。
オンラインセミナーには、当社のHPからお申し込みいただけます。各回定員100名、各開催日前日の17:00 まで申し込み可能です。(定員に達し次第締切)
1回目:2025年11月19日(水)13:30~14:30
2回目:2025年12月10日(水)13:30~14:30
【オンラインセミナー申込URL】
https://www2.toshiba-infrastructure.jp/event_building-dx/torumeter_11191210
ToruMeter®紹介サイト
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/building-dx/equipment-inspection-support/meter.html