- TECHNO FIRST、Audi R8 LMS GT4でST-Zクラス優勝、今年初の表彰台
- Audi R8 LMS GT4は、2022年の初参戦以来、3度目のクラス優勝
- Audi Team SHOW APEXは、Audi RS 3 LMSでST-TCRクラス3位、今年3回目の表彰台
アウディ ジャパン(東京都品川区、ブランドディレクター:マティアス シェーパース)が、Audi Sport customer racing プログラムとしてサポートする国内カスタマー (プライベート) チームTECHNO FIRSTが、11月16日 (日) 富士スピードウェイ(静岡県:1周4,563m)にて開催された「第7戦 スーパー耐久レース in 富士」にてクラス優勝し、今シーズンを勝利で締めくくりました。Audi R8 LMS GT4のクラス優勝は、2023年10月、昨年10月の両岡山戦に続き3回目となります。
スーパー耐久シリーズでは、GT3やGT4といった高性能マシンをはじめ、様々なクラスのマシンが参戦し、混走により速さと耐久性を争います。Audi R8 LMS GT4が3回目の優勝を果たしたST-Zクラスは、GT3とTCRのあいだを埋めるGT4マシン11台によって競われました。Audi R8 LMS GT4は、市販モデルのAudi R8 Coupéと60%以上の構成部品を共有しており、速さはもちろん安全性、耐久性、整備性が高く、コストパフォーマンスに優れていることが特徴です。一方、 ST-TCRクラスは、FIA国際モータースポーツ競技規則及びWSC 世界スポーツコンサルティングよりBOPが発行されているTCR規格車両、及びTCR規格に準ずる車両によるレースです。Audi RS 3 LMSは幅広い層の参戦を促し、世界中で数多くの記録を打ち立ててきました。
TECHNO FIRSTは、藤井 優紀、大草 りき、安田 裕信の3名のドライバーによりAudi R8 LMS GT4で ST-Zクラスに参戦し、予選クラスでは10位でした。決勝レースでは、藤井選手が堅実な走りを見せ、大草選手にバトンタッチ。大草選手・安田選手の怒涛の追い上げとピット戦略が功を奏し、クラス2位に30秒の大差をつけてフィニッシュしました。2023年10月、昨年10月の両岡山戦に続き、3回目のクラス優勝を遂げました。
Audi Team SHOW APEXは、 西村 元希、加賀美 綾佑、木村 貴洋、田ヶ原 章蔵の4名のドライバーによりAudi RS 3 LMSでST-TCRクラスに参戦し、予選クラスで4位でした。決勝レースでは、加賀美選手が着実に順位を上げ、西村選手・木村選手・田ヶ原選手の安定した走りによりクラス3位でフィニッシュしました。
Hitotsuyama Racingは、Audi R8 LMS GT3でST-Xクラスに参戦し、予選クラス6位と健闘しながら、決勝ではエンジントラブルによりリタイヤとなりました。
アウディ ジャパンは2016年来、Audi Sport customer racing パーツトレーラーを全国のサーキットに配備してレースに参戦するカスタマーチームをサポートしています。今年も専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約3,600アイテム、約27,000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できる万全の体制を整えて、スーパー耐久に参戦するチームと共にサーキットを転戦しています。