米国建築家協会(AIA)名誉フェロー(Hon.FAIA)に東京都市大学 手塚貴晴 教授が選出 ― 国際的に顕著な業績を有する建築家として評価 ―

東京都市大学(東京都世田谷区、学長:野城智也)建築都市デザイン学部建築学科の手塚貴晴 教授が、2026年2月に米国建築家協会(American Institute of Architects:以下AIA)の名誉フェロー(Honorary Fellow of the American Institute of Architects:以下Hon.FAIA)に選出されました。


■Hon.FAIAと国際的評価について
 AIAは1857年に設立された世界最大級の建築家団体であり、今回、手塚教授が選出された「Hon.FAIA」は、米国外で活動し、AIA会員ではない建築家の中から、国際的に顕著な功績を挙げた人物に授与される名誉称号であり、建築界における国際的に極めて高い評価の一つとされています。
 なお、日本を拠点とする建築家が選出される例は多くなく、AIA公式発表に掲載された所属情報によれば、今回のHon.FAIA選出者11名の中で、日本を拠点として活動する建築家は手塚教授のみです。
 手塚教授は、自然環境と調和した独創的な建築設計により国際的な評価を確立するとともに、特に教育施設等において、利用者の行動や創造性を引き出す空間づくりを実践し、建築の新たな価値を提示してきました。その設計思想は、建築分野にとどまらず、教育環境や地域社会の在り方にも影響を与え、国内外の建築家や教育関係者から高い評価を受けています。

■手塚貴晴 教授 コメント
 このたびの選出は、私個人の栄誉であると同時に、日本の建築教育と実践が国際社会の中で評価された結果であると受け止めています。
 私はこれまで、「ふじようちえん」に代表される教育施設の設計を通して、子どもの身体性や主体性を引き出す空間の可能性を探求してきました。建築を「完成された物体」ではなく、「人と人、人と自然をつなぐ生きた媒介」と捉え、包摂性(Inclusiveness)や多様性(Diversity)を空間の構造そのものに組み込むことを試みてきました。その思想は、TEDでの発信や国連関連の論考、海外での講演や教育活動を通して共有され、建築が社会の未来像を提案し得る力を世界に問い続けてきた歩みでもあります。
 東京都市大学において長年にわたって教育に携わる中で、私は「建築は生き方を学ぶ場である」という理念を学生と共有してきました。建築は図面の中で完結するものではなく、人間の身体や時間、社会との関係の中で成熟していく存在です。今回の選出は、その教育的実践と社会的提案の積み重ねが国際的に認められた証であると同時に、本学の歴史と教育環境に支えられてきた歩みの一つの到達点でもあります。
 今後も、教育と研究を通じて社会に開かれた建築の可能性を探究し続けるとともに、世界とのつながりを活かしながら、本学の教育・研究の価値をさらに広く発信し、学生たちが多様な未来へと踏み出していける環境づくりに力を尽くしてまいります。

■手塚貴晴 教授 プロフィール
 建築家/(株)手塚建築研究所代表/東京都市大学教授
 1964     東京都生まれ
 1987     武蔵工業大学卒業
 1990     ペンシルバニア大学大学院修了
 1990-1994 リチャード・ロジャース・パートナーシップ・ロンドン勤務
 1994     手塚建築企画を手塚由比と共同設立(1997年 手塚建築研究所に改称)
 1996     武蔵工業大学専任講師
 2003     武蔵工業大学准教授
 2009-   東京都市大学教授

<主な受賞歴>
 日本建築学会賞(作品)(2008年 ふじようちえん)
 日本建築家協会賞(2008年 ふじようちえん)
 グッドデザイン金賞(1997年 副島病院)(2013年 あさひ幼稚園)
 学校施設好事例集(第4版)最優秀賞、OECD/CELE(2011年 ふじようちえん)
 日本建築家協会 優秀建築賞(2015年 空の森クリニック)
 Global Award for Sustainable Architecture 2017, UNESCO
 Moriyama RAIC International Prize 2017 (Fuji Kindergarten), Royal Architectural Institute of Canada(RAIC)
 BCS賞(2018年 空の森クリニック)
 World Architecture Festival 2018, School Completed Buildings Winner (むく保育園)
 The Karic Brothers Award 2020
 World Architecture Festival 2021, Completed Buildings – Religion – Winner (新島学園短期大学講堂 新島の森)
 Winner of ArchDaily Building of the Year 2022(Category: Religious Architecture)(新島学園短期大学講堂 新島の森)
 World Architecture Festival 2024, Small Project of the Year (風姿)

■参考
・AIA elevates 78 architects to the College of Fellows
 https://www.aia.org/about-aia/press/aia-elevates-78-architects-college-fellows

・英ガーディアン紙が選ぶ「The best architecture of the 21st century 21世紀最高の建築25点」に、東京都市大学 工学部 建築学科 手塚貴晴教授(同大・卒業生)らが設計した「ふじようちえん」が選定
 https://www.u-presscenter.jp/article/71405

▼本件に関する問い合わせ先
企画・広報課
住所:東京都世田谷区玉堤1-28-1
メール:toshidai-pr@tcu.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
東京都市大学
ホームページ
https://www.tcu.ac.jp/
代表者
野城 智也
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1丁目28-1
連絡先
03-5707-0104

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