アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、株式会社栄楽館ホテル華の湯(所在地 福島県郡山市、代表取締役社長 菅野 豊)が提供する、”全館フリーWi-Fiサービス”のネットワークインフラ構築を支援しました。
近年のスマートデバイスの普及に伴うWi-Fi環境へのニーズに加え、外国人観光客においてはWi-Fi環境の有無が宿泊先選択のポイントになっていることから、ホテル華の湯では2015年7月から、東北地方の大型旅館では初の試みとなる、全館フリーWi-Fiサービスを、”温泉につかる、ネットはつながる”のキャッチフレーズのもと、開始しました。
全館フリーWi-Fiサービスのネットワーク構築において求められた要件と、当社のソリューションは次の通りです。
■課題と、ソリューション
・全客室、宴会場、会議場で安定したWi-Fiを利用できること。
ロビー周辺、162室の客室、2つのコンベンションホールと9つの宴会場・会議場などで、安定したWi-Fiを利用できること、およびコンベンションホールにおいては200人、客室においても1フロア(9~12部屋)で30人ほどの同時アクセスに対応することが要件として求められました。これらの要件に対応するソリューションとして、ギガビット・インテリジェントPoE+スイッチ「CentreCOM AT-x230シリーズ」、アドバンストVPNアクセス・ルーター「CentreCOM AR560S」に加え、高パフォーマンスな無線LANアクセスポイント「AT-TQ3600」約100台と、無線LANアクセスポイントコントローラー「Allied Telesis Unified Wireless Controller(UWC)」により集中管理する統合型無線LANソリューションが採用されました。
・入念な無線LANサイトサーベイ。
導入前には、電波到達範囲の確認や屋内外から発信されている外来波などを調査する無線LANサイトサーベイ(現地の電波調査)を実施。特に、ホテル華の湯は耐震/耐火に優れた建物構造のため、入念なサイトサーベイにより最適な無線LAN環境が構築されました。
■改善効果
・安定したWi-Fiサービスの提供。
統合型無線LANソリューションの導入により、無線LAN APのリアルタイム監視、状況に応じた最適なチャンネルや電波出力の自動調整等により、電波干渉を回避し、客室、宴会場、会議場などのサービスエリアにおいて、安定したWi-Fiサービスの提供を実現し、300名、400名規模の会議でもWi-Fiサービスが活用されています。
・ネットワーク運用の効率化
APの自動検出と設定情報の導入、管理対象無線LANのGUIによる監視などにより、ネットワーク運用の効率化を実現しました。
■今後の展望
ホテル華の湯では今後、フリーWi-Fiサービスを新たな特徴とすべく、さらに告知を行っていくとともに、
従業員の配置などにも活用していき、無線LANを労働生産性の向上に活用しつつ、お客様へのサービスの質をさらに高めていくなどの取り組みを進めていく計画です。
当社は今後も、セキュアで安定したWi-Fiサービスのネットワークインフラ構築を支援してまいります。
《株式会社栄楽館 ホテル華の湯》導入事例URL
http://www.allied-telesis.co.jp/library/case/hananoyu/index.html
---------------------------------------------------------------------
<<製品に関するお問合せ先>>
TEL:info@allied-telesis.co.jp
---------------------------------------------------------------------
<<ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
田中 利道 E-mail: totanaka@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:
http://www.allied-telesis.co.jp
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル