東京農業大学(東京都世田谷区桜丘1-1-1、学長:高野克己)では、創立125周年記念事業の一環として、フランス大使館と共催でフォーラムを開催する。
国連気候変動枠組条約のパリ協定が締結された。パリ協定は、京都議定書に代わる、2020年以降の温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みである。
ホスト国のフランスは第21回締約国会議で「4 per 1000」イニシアチブを表明した。このイニシアチブは「農業や農業土壌が食糧安全保障と気候変動に重要な役割がある」としており、土壌の炭素貯留を促進させることによって、温暖化緩和と持続的農業生産の両方を達成することを目指している。
本フォーラムでは「地球温暖化問題と土壌の炭素貯留を促進させる科学」を解説し、さらに、世界におけるアグロエコロジーの事例を紹介する。
【日 時】
平成29年1月27日(金) 10:00~17:00
【会 場】
東京農業大学世田谷キャンパス 農大アカデミアセンター横井講堂(地下1階)
【使用言語】 日本語・フランス語(同時通訳あり)
【申込・参加費】 不要
【プログラム】
(11:00、12:10、15:00に休憩予定)
●9:30 受付
●10:00 開会/共催者挨拶
・挨拶1 高野 克己 東京農業大学 学長
・挨拶2 Thierry Dana 駐日フランス大使館 大使
・挨拶3 西郷 正道 農林水産省大臣官房 技術総括審議官
・挨拶4 森下 哲 環境省 大臣官房審議官
●10:30 講演1
Etienne Hainzelin
フランス国際開発農業研究センター顧問・オタワ大学客員教授
●11:15 講演2
Dr Marion Guillou
フランス農業経済・獣医・森林研究所 所長
●11:45 講演3
白戸 康人
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)
農業環境変動研究センター 気候変動対応研究領域
土壌炭素窒素モデリングユニット長
●13:30
・ケーススタディー1
Remi Cluset
フランス国農業省農業専門官・国際連合食糧農業機関(FAO)
アグロエコロジー専門官
・ケーススタディー2
中西 康博 東京農業大学国際食料情報学部 教授
・ケーススタディー3
志和地 弘信 東京農業大学国際食料情報学部 教授
●15:15 パネルディスカッション
<司会>
加藤 拓 東京農業大学応用生物科学部 准教授
<パネラー>
農業経営者 Pierre Pujos氏、佐藤 裕一氏、大嶋 康司氏
●16:30 全体総括
Dr Marion Guillou
フランス農業経済・獣医・森林研究所 所長
岩永 勝
独立行政法人国際農林水産業研究センター 理事長
●17:00 閉会
▼本フォーラムの内容に関するお問い合わせ
・東京農業大学総合研究所
TEL: 03-5477-2532
・東京農業大学国際協力センター
TEL: 03-5477-2560
URL:
http://www.nodai.ac.jp/news/article/127/
※報道機関関係者で、ご参加いただける方は下記お問い合わせ先にご連絡ください。
▼リリースに関する問い合わせ先
学校法人東京農業大学戦略室 上田・矢木
〒156-8502 世田谷区桜丘1-1-1
TEL: 03-5477-2300
FAX: 03-5477-2707
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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