■VOL.37 開業当時から変わらない、中国料理<南園>の甘酢あん
カリッとしてジューシーな豚肉に、とろりとまつわる甘酢あん。何度食べてもまた食べたくなると多くのお客様から愛されているのが、本館2階/中国料理<南園>の酢豚です。アラカルトの人気メニューでもある酢豚、その秘密は1971年の開業当時から変わらない甘酢あんの味わいにありました。
<南園>の甘酢あんは、サンザシの実が甘酸っぱさのアクセントになったオリジナルレシピ。甘みのコクはザラメで出し、最後にレモンを煮ることで爽やかな香りを立て、深みのある豊潤な味わいに仕上げています。豚の肩ロースのほか、お皿を彩るのは緑と赤のピーマンに長ネギ、お肉と相性のよいパイナップル、そして珍しいのがらっきょう。これも開業当時から入っている材料で、味はもちろんのこと食感の楽しさも、癖になる美味しさに一役かっていると言えそうです。
素材を生かした本格的な広東料理が味わえる中国料理<南園>。半世紀近く愛されてきた酢豚は、ホテルの歴史とともに歩んできた<南園>の味の原点を今に伝える一品です。
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