三菱地所株式会社(以下、三菱地所)と学校法人立命館(以下、立命館)は2019年3月28日、人とロボットが協働するSociety5.0時代の施設運営管理モデルの構築に向けた実証実験や情報発信等を行うことを目的とした「戦略的DX(デジタルトランスフォーメーション)パートナーシップ協定」を締結いたしました。
人手不足、少子高齢社会、地方の過疎化、障がい者雇用、働き方改革などの社会的な課題が叫ばれる中、最先端テクノロジーを積極的に活用した次世代型の施設運用管理モデルの構築が求められています。
三菱地所は「ロボットを活用した豊かな街づくりに向けた取り組み」を積極的に推進し、少子高齢化が進む将来に向けて、清掃、警備、運搬などの業務における人手不足を自律移動ロボット等の導入によって課題解決すべくさまざまな施策を進めています。
立命館は「人類社会におけるさまざまな課題に挑む学園」を目指し、テクノロジーの飛躍的な改革に伴う社会のあるべき姿について積極的に社会に提起し、教育研究機関としてさまざまな取り組みを進めています。
この連携を機に、学校施設の管理効率化の実現と学校という新領域に新しい価値を提供することで、キャンパスを『小さな社会』と位置付けた立命館フィールドから、三菱地所とともに未来社会の創造に向けた最先端テクノロジーの活用に係る情報発信および人とロボットの協業実現に関する教育・研究および実用化のいっそうの活性化・展開につなげていくことを目指します。
【協定の主な内容】
(1)清掃ロボット、警備ロボット、運搬ロボット等を含めた最先端テクノロジーの最適な活用方法等について調査・検証し、実証実験および導入に向けた検討を行う。
(2)施設運用管理に関する効率化・高度化に取り組む。
(3)人とロボットの協業実現を前提とした社会実装のための課題解決を行う。
■吉田 淳一 三菱地所株式会社執行役社長のコメント
三菱地所は丸の内エリアを先端技術の実証フィールドと位置付けこれまでさまざまな取り組みを行ってきました。今回の連携によって、テクノロジーの活用による次世代型の施設管理モデルの構築を更に推し進め、立命館とともに学校という新領域において新しい価値を提供していきたいと思います。
■仲谷 善雄 学校法人立命館総長のコメント
立命館は学園ビジョンR2030「挑戦をもっと自由に」の政策目標の一つに「未来社会を描くキャンパス創造」を掲げており、三菱地所が推進されているDXともまさに合致するものです。あらゆる人が幸せになる社会を目指し、「誰一人取り残さない、人とロボットが共存する持続可能な社会」に向けた課題解決を三菱地所とともに挑戦してまいります。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人立命館 広報課
名和
TEL:075-813-8300
FAX:075-813-8147
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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