立命館大学総合科学技術研究機構(以下、立命館)は、アドソル日進株式会社(以下、アドソル)と2019年4月22日、製造業や医療分野における、安心・安全なIoTシステムの実現に関する共同研究を推進するため、産学連携協定を締結いたしました。
立命館は、情報理工学部・上原哲太郎教授を筆頭に、OSをはじめとするシステムセキュリティとIoT向けアドホック通信などを組み合わせたセキュリティ強化システムに関する知見・技術を保有し、この分野においては国内有数の研究拠点です。
アドソルは、社会インフラや、先進的なインダストリーシステムで数多くの実績を有し、IoTセキュリティから、企業のセキュリティガバナンスの設計、セキュリティを担保したICTシステムをワンストップで提供しています。
この連携を機に、国内のIoTセキュリティ分野の産学連携拠点となる「IoTセキュリティ研究センター(仮称)」を構築し、研究開発を進めることを目指します。
【本産学連携協定の主な内容】
1)IoTセキュリティに関する最先端テクノロジーの研究
2)IoTセキュリティ・ガイドラインの検討・検証
3)IoTセキュリティの研究センター、及びコンソーシアムの設立
4)IoTセキュリティ人材の育成
■島川博光 立命館大学総合科学技術研究機構 機構長のコメント
アドソルとIoTセキュリティ分野での連携を実現し、研究センターやコンソーシアム設立を通じて、確かな知識をもった人材の育成と共に業界全体の活性化を図ります。
■上田富三 アドソル日進株式会社 代表取締役社長のコメント
アドソルの社会インフラ、IoTシステム、セキュリティなどICTシステムでの幅広い経験・実績と、立命館のIoTやサイバーセキュリティでの最先端研究が融合し、安心・安全なIoTシステムの実現とIoTセキュリティ人材の育成に、必ずや貢献できるものと確信しています。
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/