デロイト トーマツ、 AIによるビジネス変革の実装・運用をトータルで支援する「AI Factory as a Service」を開始

デロイト トーマツ グループ

AIに関する日本初の本格的な共創型施設「AI Experience Center」の開設を機に、企業のAI本格導入の実現支援を加速

デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:木村研一、以下「デロイト トーマツ」)は、クライアント企業のAI活用によるビジネス変革を、「生産性の向上」から「付加価値」領域まで幅広く実装・運用するために、「AI Factory as a Service(以下、AI FaaS)」としてシステムコンサルティングとオペレーションサービスを展開することを本日、AIに関する新施設「AI Experience Center(以下、AEC)」にて発表しました。

近年、AIの技術革新が進む中で、その活用可能性が広がっています。対応のスピードによって将来のビジネスインパクトが変わる局面に来ているものの、多くの企業では多発するAIアプリケーションのPoC(Proof of Concept)プロジェクトから抜け出せず、本格導入には至らないケースが散見されます。また、一部の先進企業で「付加価値」領域を目指すAI活用が始まるものの、大規模・高品質なプロジェクトが求められ、人材面を含め多くの企業が実装・運用まで実現するには難しい状況があります。

AI FaaSは、企業が様々な業務・事業でAIを本格導入するためのシステム基盤を提供し、その上でデロイト トーマツが運用まで担うものです。今般、AECの開設を機に、AI FaaSの展開を開始することで、CXOが描くAIによる改革の早期実現を支援します。


■AECとAI FaaSを共に展開することで改革を加速する(参照:下図)

AI Factory as a Service(AI FaaS)とは
AI FaaSでは、デロイト トーマツがAIによるクライアント企業の変革をEnd to Endで支援することを目指し、そのために推奨するIT製品・サービスの構造(アーキテクチャー)を描くと共に、インフラ、開発基盤、データ環境、アプリ開発といった本番環境を取り揃え、提供していきます。その上でビジネス変革を継続的に実現するための運用をデロイト トーマツが担います。このサービスモデル構想の下、2025年3月にデロイト トーマツの社内向けAI・データ基盤の提供から開始します。これは AI接続基盤やデータ基盤、外部データと接続できるAPI、セキュリティガバナンス等を備えたAIアプリケーション開発環境です。デロイト トーマツがこれまで培ったAI技術・人材を基に立ち上げたAI・データ基盤環境をクライアントに提供することで、効果刈り取りの実現に向けたAI導入の支援を加速していきます。また、クライアントの希望に応じたオプションやカスタマイズも可能とし、そのためのビジネスコンサルティング、セキュリティコンサルティング、ガバナンスコンサルティングなど各種サービスを提供します。

AI Experience Center(AEC)とは
独自のAIソリューションを持つアライアンス企業10社超と連携し、クライアント企業のCXOの課題解決を起点にAI活用を支援する日本初の本格的なAIに関する共創型施設です。デロイト トーマツでは、AIでイノベーションを推進するために、テクノロジー業界のリーダーやスタートアップ、研究者などと連携しています。 私たちはこのようなエコシステム・アライアンスによって、AIの可能性を広げ、ビジネスインパクトをもたらすAIイノベーションを実現することを目指しています。

AECでは、AIの活用により業務変革がどのように実現されるのかを体験いただくことで、具体的な実現イメージを持った変革を可能にします。また、デロイト トーマツの各分野のプロフェッショナルとAIの専門家により、様々な業務変革についてワークショップを提供します。多岐にわたる業界・業務の課題に対応した幅広いユースケースとともに、CXOが進むべく次世代のビジネス戦略を議論していきます。開設時にはCMO(Chief Marketing Officer)およびCFO(Chief Financial Officer)向けにそれぞれ40を超えるユースケースを用意しています。今後、他のCXO向けや業種・業界別のユースケースなど続々と拡充していきます。

AI Experience Center デモスペースの写真
 AI Experience Centerワークショップスペースの写真

 

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