大学教育は、不要なのか?『問いただす、今の教育。つなぎ直す、未来の社会。』―初等・中等・高等教育を越えて、子どもと社会のこれからについて考える 東洋学園大学「公開講座」開催(全6回・聴講無料) 第1回は2025年5月17日(土)
https://www.tyg.jp/koukaikouza/k-kouza/index.html 「公開講座申込フォーム」より申込みください。(締切日:各回の前日まで) 各開催日の1週間前から順次、聴講に関するメールを返信いたします。
▶後援:公益財団法人文京アカデミー
■プログラム詳細
『問いただす、今の教育。つなぎ直す、未来の社会。』初等・中等・高等教育を越えて、子どもと社会のこれからについて考える
■第1弾:初等教育の現場から―「安心」「不安」「はじまり」をキーワードに、子どもの土台を見つめなおす
開催日程:5月17日(土)
テーマ:令和の子どもたちと不登校
増加傾向にある小中学生の不登校をテーマに、これまでとは異なる様相を示す令和の不登校について、支援に携わる専門家の視点を共有しながら共に考えていきます。「不登校は問題行動ではない」と示される文部科学省の見解も踏まえつつ、子ども、保護者、学校の状況に応じた関わり方や、利用可能な機関や支援などについて紹介していきます。特にオンラインフリースクールなどの新しい関わり方から見える支援の可能性を考えていきます。
講師:東洋学園大学人間科学部 専任講師 中村 洸太 氏
開催日程:5月31日(土)
テーマ:「DoReMi(どれみ)」から始まる子育て♪―子どもの安心の土台を作るために―
チャイルド・リソース・センター(CRC)は、「子どもを支える親にも安心基地を」を願って、虐待をしてしまった親とその子どもをつなぐための支援を17年に渡って行ってきた団体です。これまで500人以上の親子にプログラムを提供してきました。「子どもを育てていく中で何が必要なのか」親子支援を行う中で見えてきたこと、を皆さんと一緒に考えたいと思っています。「CRC子育てプログラムDoReMi」も紹介します。
講師:認定特定非営利活動法人 チャイルド・リソース・センター 代表理事 宮口 智恵 氏
■第2弾:中等教育の分岐点で―「個」と「政治」、そして学びの意味の再構築へ
開催日程:6月7日(土)
テーマ:個をいかす、これからの教育―生成の教育学から考える―
今、教育の場では、不登校の急増や自分や社会への期待感の低さなど、人がよりよく生きること、すなわちウェルビーイングの課題が起きています。それに対し、個をいかした学びづくりを目指し、ベンヤミンやバタイユといった哲学者を源流とした「生成の教育学(Generative Pedagogy)」の研究と実践に取り組んできました。「わたし」という主語ともに学ぶ在り方として、公立高校と共同した学校づくりや、身体性や非言語を扱う学びづくりに取り組む中で見えてきたこととは。実践報告を交え、これからの教育について考えていきます。
講師:NPO法人 青春基地 理事/三菱みらい育成財団 研究員 石黒 和己 氏
開催日程:6月28日(土)
主権者教育を再考する―ハンナ・アレントの「主権」論批判を手がかりに―
近年、主権者教育が様々なところで盛り上がりをみせています。2016年12月の中央教育審議会答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」では、幼稚園から高等学校における様々な場面での主権者教育の充実の重要性が指摘されています。今回は、この主権者教育が依拠する「主権」論について、ハンナ・アレントの議論を手がかりとしつつ批判的に検討していきます。
講師:東洋学園大学 グローバル・コミュニケーション学部 専任講師 樋口 大夢 氏
■第3弾:高等教育の挑戦―大学は必要なのか?...問い直す力を育てるPBL教育とウェルビーイング
開催日程:7月19日(土)
テーマ:高等教育におけるイノベーションの5階層モデル: GENKEI English PBL
このセッションでは、高等教育におけるイノベーションの進化する状況を探ります。 イノベーションの概念を探り、破壊的イノベーションと変革の可能性に焦点を当てます。 学習中心の高等教育のための「5段階のイノベーションモデル」について議論し、GENKEI English PBLにおけるイノベーションの例を共有します。 当社のアプローチは、コラボレーション、クリティカルシンキング、現実世界の課題解決を統合しています。 このセッションでは、高等教育における持続可能な開発の中心的な要素としてイノベーションを取り入れ、変化を効果的に導くための実践的な洞察を共有します。
講師:東洋学園大学 現代経営学部教授 セーラ バーチュリー 氏
開催日程:7月26日(土)
テーマ:ウェルビーイングな生き方・働き方
経営にも、仕事にも、人生にも、生きる全てにおいて最も大切なことが「ウェルビーイング」です。「ウェルビーイング」とは一体どんなものなのか、またその活かし方についてポジティブ心理学をベースとした理論とともに、一次産業やワーケーションといった切り口を実例とした実践の両方の観点からお伝えします。
講師:株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役 一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事 アステリア株式会社 CWO(Chief Well-being Officer)元 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社 人事総務本部長 島田 由香 氏
※天候不順や講演者の都合により急遽オンラインのみの講座配信になる場合もあります。ホームページにて最新情報をご確認ください。
※講師の肩書は2025年4月1日時点のものです。
▼本件に関する問い合わせ先
東洋学園大学 広報室
清水
住所:文京区本郷1-26-3
TEL:03-3811-1783
FAX:03-3811-5176
メール:koho@of.tyg.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
東洋学園大学(学校法人東洋学園 本部:文京区本郷 理事長:愛知太郎)では、2025年度東洋学園「公開講座」を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催いたします。本年度の共通テーマは、『問いただす、今の教育。つなぎ直す、未来の社会。』とし、初等・中等・高等教育を越えて、子どもと社会のこれからについて全6回のシリーズ講義より考えます。第1回は、2025年5月17日(土) 11時-12時30分で、聴講は無料です。
■初等・中等・高等教育を越えて、子どもと社会のこれからについて考える
不登校、孤立、選挙離れ、国民不在、格差貧困...、教育の現場にはいま、制度や枠組みを超えて考えるべき「問い」があふれています。子どもたちそれぞれの成長に応じた教育の必要性がある中で、実際に露呈する社会問題を切り口に、これからの日本の教育はどう応えるべきなのか、そして、我々が提供する大学教育のあり方はどう変わるべきか。...本講座では、小学校・中学校・高校・大学という枠組みを超えて、初等・中等・高等教育の連続性の中で、教育の"今"を捉えなおし、未来の可能性とを探ります。
本講座は多くの方々に生涯学習の機会を提供するため、都心の本郷キャンパスで全6回にわたって、対面とオンラインで同時開催します。聴講(無料)を希望される方は、各回の「申込みフォーム」より前日までにお申し込みください。対面の場合は当日でも受け付けます。
■開催概要
▶日程:2025年5月17日(土)、31日(土)、 6月7日(土)、28日(土)、7月19日(土)、26日(土)
▶日程:11時‐12時30分
▶対象:どなたでもご参加いただけます。
▶受講料:無料
▶開催形式:対面またはオンライン形式
▶会場:東洋学園大学 1号館 (東京都文京区本郷1-26-3) 各回 Zoom ウェビナーを使い、オンラインでもご参加頂けます
▶申し込み:ホームページの