【東芝】兵庫県姫路市と「甲山浄水場更新事業 新浄水場建設事業」に関する契約を締結

株式会社 東芝

   2025-5-19
株式会社 東芝
 
兵庫県姫路市と「甲山浄水場更新事業 新浄水場建設事業」に関する契約を締結
~設計から施工までを一気通貫で行うDB(デザイン・ビルド)方式で参画~
 
 株式会社東芝(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員CEO島田太郎、以下「東芝」)は、大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員相川善郎)を代表企業とする民間企業グループの一員として、兵庫県姫路市と「甲山浄水場更新事業 新浄水場建設事業」(以下、「本事業」)に関する契約を締結し、4月12日から事業を開始しました。

 昨今、上水、下水、雨水排水施設などの重要なインフラ施設の整備・運転・維持管理において、民間活力の導入が進められています。甲山浄水場は、二級河川市川水系の本流「市川」の表流水を水源とした施設能力60,000 m3/日の姫路市の基幹浄水場です。供用開始から約50年が経過しており、施設の老朽化や耐震性の不備が課題となっていることから、本事業にて同規模の施設能力を有する浄水場を新設・移転することになりました。事業を進めるにあたっては、民間企業が持つ技術力・ノウハウを活かせる設計・施工一括発注(DB:Design-Build)方式が採用されています。
 当社は、主に電気設備の設計・製作・建設工事に関する業務を担当します。これまで50年以上培ってきた上下水道プラントにおけるノウハウを最大限活用し、「市川」の原水特性を考慮した薬品注入支援に関する監視制御システムを構築し、安定した水処理施設の稼働とライフサイクルコストの低減に寄与します。

 国内各地の浄水場やポンプ場において、老朽化や耐震性強化への対応が求められています。当社は、このような課題解決に向け、各地で官民連携事業を通じた浄水場建設事業に参画するなど、事業活動を強化しています。今後も官民連携事業への積極的な参画を含め、地域・文化・環境といった多様性に応じて、様々な技術を組み合わせたトータルソリューションを提供することで、持続可能な水循環システムの確立と環境先進コミュニティの創出に貢献していきます。


<本事業の概要>
事業名 甲山浄水場更新事業 新浄水場建設事業
発注者 姫路市
事業内容 新甲山浄水場の設計・建設・試運転調整
および事業予定地にある既設甲山幹線圧力調整弁室の撤去
事業期間 (設計・建設)2025年4月12日~2031年3月31日
事業方式 設計・施工一括(DB:Design Build)方式
施設能力 60,000 m3/日
契約金額 約247億円(税込)
構成員 大成建設株式会社(代表企業)
株式会社ハマダ
株式会社クボタ
株式会社東芝
株式会社日水コン
 
甲山浄水場 完成イメージ

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