令和7年度立正大学博物館ミニ展「児童文化研究部のあゆみ」こどもたちとあゆみ続けた113年

立正大学

立正大学(本部:東京都品川区、学長:北村行伸)博物館は、埼玉県の熊谷キャンパスにてミニ展「児童文化研究部のあゆみ」を6月13日(金)より開催します。 ◆企画概要 1912(大正元)年創立の日蓮宗慈済会を起源※とし、1923(大正12)年創立の社会問題研究会を前身とする児童文化研究部は「児研」「じゃり研」の愛称で親しまれ、現在も活動を継続しています。そこには現在も続く日蓮宗の慈善活動、子どもへの教育支援・福祉の精神が脈々と息づいており、2013(平成25)年度にはその功績により、第37回正力松太郎賞の児童教化功労賞を受賞しています。 今回は同部のあゆみを紹介するだけでなく、全国各地の小学校で巡回公演を行った貴重な記録、公演に使用した人形などを展示します。 また、MLA連携による展示として、図書館が所蔵する「日蓮聖人いろは歌留多(復刻版)」を展示します。この歌留多は当時本学教員で、児童文化研究部の前身の一つ「大学コドモ会」の作歌顧問であった山上ゝ泉(やまがみちゅせん)が製作に携わったものです。 山上ゝ泉(やまがみちゅせん 1880-1951) 旧名:佐々木 覚之介 僧侶となるため山上家に出家し、智海と改名。 1906(明治39)年に哲学館(現在の東洋大学)を卒業後、「中学文壇」主筆、立正大学教授などを歴任。本学在職中に児童文化研究部の前身の一つ、大学コドモ会の作歌顧問を務める。歌集に「久遠の春」「虚空」「寂光」など、研究書に「日本文学と法華経」などがある。 「日蓮聖人いろは歌留多」の製作に携わったほか、「法華百人一首骨牌」「日蓮聖人の諺カルタ」の編集を手がけている。 ※起源につきましては、児童文化研究部が2012(平成24)年に発行した「創部100周年記念誌」に基づいています。 ◆実施概要 会期:令和7年6月13日(金)~7月31日(木)全30日間 会場:立正大学博物館1階第1展示室 (埼玉県熊谷市万吉1700立正大学熊谷キャンパス内) 開館時間:午前10時より午後4時まで 休館日火・土・日曜日 ※6月15日(日)と7月20日(日)は特別開館を実施します。 ◆展示概要 展示については2012(平成24)年に刊行された、児童文化研究部創部100周年記念誌を基に、テーマ別展示を行います。 展示① 児童文化研究部のあゆみ(パネル展示・実物展示) 児童文化研究部の沿革・活動年表・公演記録などを展示します。 展示② 巡回―笑顔を届ける旅―(パネル展示) 長期休暇期間に全国の子どもたちを対象に公演を行った巡回公演、通称「巡回」の活動記録を展示します。 展示③ 山上ゝ泉と日蓮聖人いろは歌留多(実物展示) 当時本学教員で、児童文化研究部の前身の一つ「大学コドモ会」の作歌顧問であった山上ゝ泉(やまがみちゅせん)が製作に携わった「日蓮聖人いろは歌留多(復刻版)」を展示いたします。 展示④ 公演風景(動画展示) 二次元コードを活用し、公演の様子を紹介します。 ◆博物館へのアクセス ・熊谷駅(JR 高崎線、新幹線、秩父鉄道)利用の場合 熊谷駅南口より国際十王バス立正大学行または森林公園駅行に乗車(約10分)立正大学下車 ・森林公園駅(東武東上線)利用の場合 森林公園駅北口より国際十王バス立正大学行または熊谷駅行に乗車(約12分)立正大学下車 交通アクセスのご案内 https://www.ris.ac.jp/access/index.html ◆協力 日蓮宗宗務院、日蓮宗新聞社、児童文化研究部 ▼本件に関する問い合わせ先 立正大学博物館 博物館事務課 担当:草川 TEL:048-536-6150 メール:kusakawa@ris.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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