【オリックス/オリックス自動車】大型トラック向け自動運転システム開発会社 「ロボトラック」と資本業務提携
自動運転技術の発展を加速し、物流業界の課題解決を後押し
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:髙橋 英丈)は、このたび、株式会社ロボトラック(本社:東京都中央区、代表取締役:羽賀 雄介)へ出資しましたので、お知らせします。あわせて、オリックス自動車株式会社(本社:東京都港区、社長:内藤 進)とロボトラックは、物流事業における自動運転分野での協業を目的とした業務提携契約を締結しました。ロボトラックは、独自のAIアルゴリズムおよびテクノロジーを活用し、大型トラック向け自動運転システムを開発するスタートアップ企業です。創業者のNan Wu氏は、米国において、レベル4※1の自動運転大型トラックの開発を主導し、2021年には世界初※2のトラック完全無人運転を成功させた実績を有しています。日本国内においても、すでに自動運転の走行実証※3に成功しており、2025年度には東京-名古屋間、2026年度には東京-大阪間での走行実証を計画しています。
トラックドライバーの残業規制の強化により、人手不足や輸送能力の低下といった「物流の2024年問題」が深刻化するなか、自動運転技術は物流業界の労働課題を克服する一助として期待されています。
本出資に関連し、オリックス自動車は、これまで多様な自動車関連サービスの提供で培ってきた経験と幅広い顧客基盤を生かしながら、物流事業者向け自動運転システムのサービス開発をロボトラックと共同で推進してまいります。併せて、同サービスの提供開始に向けて、両者協力のもと顧客開拓にも取り組んでまいります。
オリックスグループは、戦略的投資領域の一つとして「テクノロジーの進化」に注目し、革新的な技術の活用により社会にインパクトをもたらす企業への投資を進めています。本出資を通して、ロボトラックの事業成長を支援するとともに、人々の生活を支える物流業界の課題解決に貢献してまいります。
※1 特定条件下でシステムが全ての運転操作を実施する自動運転
※2 ロボトラック調べ
※3 ドライバーが乗車し運転操作に介入可能な条件下での自動運転
■対象会社概要