日産化学とAxcelead DDP、核酸創薬研究支援に関する業務提携を開始

日産化学株式会社

日産化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 取締役社長:八木 晋介、以下「日産化学」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下「Axcelead DDP」)は、この度、核酸医薬品の創薬研究を支援するための業務提携を開始することになりましたのでお知らせします。

日産化学は、独自技術であるMCE(2'-O-[2-(N-Methylcarbamoyl)ethyl]-ribonucleoside)修飾アンチセンス/siRNA、1本鎖ヘテロ核酸、配列設計アルゴリズムから成る核酸創薬プラットフォームを活用し、自社創薬および製薬企業との共同研究を通じて、革新的な核酸医薬品の創出に取り組んでいます。

Axcelead DDPは、核酸医薬を低分子・ペプチドに次ぐ次世代の創薬モダリティと位置づけ、独自アルゴリズムによる短期間でのリード創出、標的遺伝子に応じた遺伝子改変動物の作出やin vitro/in vivoでの各種評価を含む統合型創薬支援サービスを展開しています。

今回の業務提携により、両社は核酸医薬品の創薬支援機能を相互に活用できる体制を整え、プロモーション活動を連携して展開してまいります。今後、新規核酸医薬品の設計から有効性・安全性評価、さらには原薬製造支援に至るまで、一貫したプロセスをシームレスに提供できる体制の構築を目指してまいります。

日産化学株式会社について
日産化学は、コア技術の鍛錬と育成により、「機能性材料事業」「農業化学品事業」「化学品事業」「ヘルスケア事業」の4事業を通じて、社会課題解決に貢献する製品・サービスを提供します。新技術を獲得し、コア技術の深化と融合により各事業領域の成長を加速させ、社会課題を解決します。https://www.nissanchem.co.jp

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社について
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。スクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を有しており、最先端の研究基盤および独自の化合物ライブラリーを一つの拠点に集約しています。また、Axcelead DDPの創薬支援サービスに最先端のAI機能を統合することで、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出することを可能にします。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/
 

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ