エディオン女子陸上競技部 「第45回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝2025)」で初優勝
チーム一丸のタスキリレーで頂点へ 5区・細田 あい選手が最優秀選手賞(MVP)を受賞
エディオン女子陸上競技部(愛称:エディオン ラディア)は、2025年11月23日(日)に開催された「第45回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)」において、2時間13分50秒のタイムでゴールし、1989年の創部以来初となる優勝を果たしました。本大会は、実業団女子駅伝日本一を決定する大会です。チームは「全員駅伝」をテーマに掲げ、選手・スタッフが一丸となって今大会に挑みました。
1区の水本佳菜選手が、チームに勢いをもたらすロケットスタートを決めトップに立つと、2区ではルーキーの塚本夕藍選手が堂々たる走りで流れを作りました。各チームのエースが集う3区では、主将・矢田みくに選手が気迫のこもった走りでつなぐと、4区のインターナショナル区間では中島紗弥選手が日本人トップの快走を見せ上位をキープ。迎えた5区では細田あい選手が区間賞を獲得する快走を見せ再び先頭に立ちました。この走りが評価され、細田選手は最優秀選手賞(MVP)にも選出されました。最終6区ではアンカーの平岡美帆選手が後続の猛追を振り切り、歓喜のゴールテープを切りました。
日頃より温かいご声援をいただいている地域の皆様、関係者の皆様、そしてお客様に深く感謝申し上げますとともに、今後もスポーツ振興を通じて社会に貢献し、皆様に勇気と感動をお届けできるチームを目指してまいります。
1. 大会概要
大会名: 第45回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)
開催日: 2025年11月23日(日)
コース: 宮城県 松島町文化観光交流館前 ~ 弘進ゴムアスリートパーク仙台(6区間 42.195km)
2. 大会結果
順位: 優勝(初優勝) 記録: 2時間13分50秒
| 区間 | 距離 | 選手名 | 区間記録 | 備考 |
| 第1区 | 7.0km | 水本 佳菜 | 21分30秒 | 区間賞・最高のロケットスタート |
| 第2区 | 4.2km | 塚本 夕藍 | 13分33秒 | ルーキーが堂々の好走(区間8位) |
| 第3区 | 10.6km | 矢田 みくに | 33分32秒 | 主将として力走(区間3位) |
| 第4区 | 3.6km | 中島 紗弥 | 11分39秒 | インターナショナル区間で日本人トップ |
| 第5区 | 10.0km | 細田 あい | 32分12秒 | 区間賞・最優秀選手賞(MVP) |
| 第6区 | 6.795km | 平岡 美帆 | 21分24秒 | 歓喜の優勝ゴール(区間2位) |
3. 監督・選手コメント
■ エディオン女子陸上競技部 沢柳 厚志 監督
「この度は多くのご声援をいただき、誠にありがとうございました。選手一人ひとりが自分の役割を果たし、最後まで全員で粘り強くつないだ結果、初優勝をつかむことができました。チームを支えてくださった会社関係者の皆様、そして支えてくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。この優勝に満足することなく、さらに強いチームを目指して努力を続けてまいります。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。」
■ 第1区 水本 佳菜 選手
「この度、優勝させていただくことができました!日頃よりの温かいご声援、ご支援のおかげで、この優勝という結果になったと思います。いつも会社の方々はじめ、たくさんの応援してくださっている方々に恩返しを形にしたい!と常々思っておりました。それが今回形にできたことはすごく嬉しい気持ちです。3年連続で私は1区を走らせていただきました。チームのみんなのため、そして自分への挑戦を掲げてスタートしました。勇気をだし、覚悟を決めて最後の最後まで粘って走ることができました。結果、区間賞を獲得し、後続と16秒のタイム差で2区の選手に襷を渡すことができました。1区の仕事を全うでき、自分の理想のレース運びができ、チームに勢いをもたらす事ができたというところはすごく嬉しいです。来年もエディオンらしさで挑戦者として全員駅伝をしていきたいと思います。本当にたくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。これからも頑張っていきますので、温かいご声援よろしくお願いいたします。」
■ 第2区 塚本 夕藍 選手
「今回もたくさんのご声援ありがとうございました。2区を走らせていただき、初めてのクイーンズ駅伝で緊張しましたが、襷と一緒に勢いもいただいて、楽しんで走り切ることができました。また、沿道にもたくさんの方が応援に来てくださり、このような環境で競技ができていることのありがたさを改めて感じました。頼もしい先輩方に囲まれて、優勝という景色が見られたことがすごく幸せです。ここまで来るのに本当に多くの方に支えていただきました。スタッフの皆さま、先輩方、会社の方々、家族、そしていつも応援してくださる方、関わってくださる全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。この最高のチームでこれからも成長し続けられるよう頑張りたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。」
■ 第3区 矢田 みくに 選手
「この度は応援ありがとうございました。沿道からの応援も沢山あり、とても力の出る駅伝で、優勝という形に結びつけることができました!!サポートに回った選手もスタッフさんも、トレーナーさんも最後まで皆んな全力で同じ方向を向いて挑んだ大会でした。走る前から今年は違うとは感じていたのですが、それが正解なのか不安もありました。でも最後は自分たちを信じて結束して襷を運ぶことができました。いつも思いますが、このチームが大好きです!お世話になっている方々に結果で恩返しすることができたことも嬉しいです。個人的には反省は多くあり、明確なので、課題克服に取り組んで成長した姿をお見せできるようにまた頑張ります。ありがとうございました!」
■ 第4区 中島 紗弥 選手
「いつも応援していただきありがとうございます。まずは“クイーンズ駅伝優勝日本一”をチームエディオンで達成できたことが本当に嬉しいです!ありがとうございました!目標を3位入賞としてこの一年みんなで頑張ってきたのですが、こうした形で報われたことでやってきたことが間違ってなかったと証明されたと思います。個人としては初めてのインターナショナル区間である4区を走らせてもらいました。外国人選手には全く歯が立たなかったので今後の課題となりましたが、日本人トップを獲得できたので少しは貢献できたかなと思います!今回優勝することができ次からは追われる立場になると思いますが、チームも個人もまだまだ成長過程なので、より陸上を極め強くなってまたこの大会に帰ってきたいと思います。今後も引き続き応援のほどよろしくお願いします!」
■ 第5区 細田 あい 選手
「今回はチームとして3位以内を目標に準備を進めていきました。スタートするまでどれくらい走れるか分からず不安で、でもやるべきことはやったと思える状態だったので楽しみな気持ちもありました。みんなの走りにすごく勇気をもらって涙が出そうでした。スタートして思ったより突っ込めずに余裕もなく焦りそうでしたが、後半がきついからとにかく最後まで諦めるなと言い聞かせながら走りました。苦しい中でも少しでもいい位置で渡してあげたいという思いだけで最後は走っていました。ゴールした瞬間に優勝の実感もわかず味わったことのない感情でした。会社の方や応援してくれてた人達の顔が本当に喜んでくれていて、その姿を見て嬉しくてきつかったけど頑張ってよかったと思いました。また違う強さを身につけていきたいです。たくさんの応援が本当に力になりました!本当にありがとうございました!」
■ 第6区 平岡 美帆 選手
「クイーンズ駅伝では、応援ありがとうございました。私たちの駅伝を楽しみにしてくださっている会社の方々やエディオンファンの方々に良い結果を届けたいという思いを、駅伝前からチーム全員が強く持っていました。私は昨年に引き続きアンカーを走らせていただきました。今年は、必ずもらった順位以上でゴールすると決めていました。5区の細田さんからトップで襷をもらった瞬間から、一切の迷いなく先導のバイクだけを見て全力で走りました。途中足が止まってしまいそうになる場面が何度もありましたが、その度に会社の方々や応援してくださる方々、そしてチームメイトやスタッフさんたちのことを思い浮かべて必死に前に進みました。結果は目標の3位を上回る優勝。こんなに最高な思いをさせてもらったことへ感謝の気持ちでいっぱいです。エディオンの初優勝のゴールテープを切らせてもらったことは、私の一生の誇りです。 これからも地に足つけて努力を積み重ねていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします! 」
【 エディオン女子陸上競技部について 】
エディオン女子陸上競技部(愛称:エディオン ラディア)は、「地域社会への貢献」「世界へのチャレンジ」「夢の共有」を活動の柱とし、選手一人ひとりが常に世界を視野に入れながら高い目標へ挑戦しています。私たちの挑戦が、応援してくださる皆様の活力となり、夢や感動を共有できる存在でありたいと考えています。
スポーツの力を通じて地域社会に貢献できるよう、これからも取り組んでまいります。
