ファーウェイ、インテリジェント変電所ソリューション向けの新しいインテリジェントな境界センシング機能をCEPSIで発表

Huawei

シンガポール - Media OutReach Newswire - 2025年11月28日 - ファーウェイは、AESIEAP(東アジア・西太平洋電力供給産業協会)の代表を務めるSP Groupが「エネルギー移行の推進」をテーマに主催した第25回CEPSI(電力供給産業会議)に参加しました。業界パートナーと連携し、エネルギーエコシステムを活用し、4000人以上のエネルギー関連のリーダー、政府の担当者、お客様と交流し、インテリジェント変電所ソリューションの新機能を公開し、東アジア・西太平洋地域におけるエネルギー移行、スマートグリッド、未来の電力イノベーションのためのコラボレーションを醸成しました。
 
CEPSI 2025で講演するファーウェイの代表者

ファーウェイの電力デジタル化事業部のグローバルマーケティング&ソリューション担当プレジデントであるJason Liは、「自動化、デジタル化、AIのポートフォリオがグリッド刷新の重要な推進力となります。デジタル技術を電力業界に深く統合し、通信やAIテクノロジーにより生産、運用手法を再構築することで、究極の安定性と究極の柔軟性という2つの要件を両立できると考えています」と話しました。このモデルはファーウェイのインテリジェント変電所の新しいインテリジェントな境界監視用光ファイバーセンサー機能として紹介されました。

従来の変電所は長年にわたり手作業による点検や受動的な監視に依存しており、複雑なリスクの検出は困難でした。ファーウェイの革新的なソリューションでは、光ファイバーセンサーとAI大規模モデルアルゴリズムを活用し、振動、人の移動、外部からの侵入を正確に検知します。このシステムは、インテリジェントな管理と現場での検証を連携させることで、誤報率や検出漏れ率を大幅に低下させ、安全性と運用効率をともに向上させます。

ファーウェイのエンタープライズ光ネットワーク領域担当バイスプレジデントのLeo Zhangは講演の中で、「AIに基づくインテリジェントな光ファイバーセンサーソリューションでは、高い精度、優れた環境耐性、年中無休の監視により、変電所や発電所における境界保護と地下埋設ケーブルのセキュリティを強化します。これにより安全性を大きく向上させ、手作業での点検にかかる費用を削減し、運用効率を高めます」と述べました。

電力デジタル化事業部のバイスプレジデントであるJacky Wangは、「エネルギー業界でAIを最大限に活かしていくためには、リアルタイムの質の高いデータが重要です。そして、リアルタイムの高品質なデータの基盤となるのは信頼性の高い通信ネットワークです。デジタルのあり方や通信先ネットワークを再検討し、ネットワークセキュリティの位置づけを見直す必要があります」と述べたうえで、「AIの基盤となるのは計算処理能力であり、計算処理能力の限界を決めるのは電力であり、電力の未来はAIです」と話しました。

Beijing Yueneng Technology Co, Ltd.のCMOであるJing Kong氏は「AI+は新たなエネルギーのより健全でスマートな成長を支援し、迅速な成長だけではなく、よい成長を促します。これはすべての人のための、より環境に優しい地球に貢献するものです。当社はファーウェイと協力して新たなエネルギーのデジタル変革を推進します」との考えを示しました。

会期中、ファーウェイはIDS ClubラウンドテーブルおよびAPACエネルギー電力パートナーフォーラムを主催し、お客様やパートナーとともに地域の発展や機会について議論しました。また、ファーウェイのOpenLabでは、インテリジェントな電力ソリューションをエネルギー企業向けに紹介しました。ファーウェイは今後もお客様やパートナーと連携して、エネルギー業界のデジタル変革、インテリジェント化を推進します。

詳細情報
https://e.huawei.com/en/industries/grid

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ