世界最高クラスとなる13824心の超多心光ファイバケーブルを量産開始
~安定供給でAIの普及を支えるハイパースケールデータセンタの進化に貢献~
● 従来製品比で2倍の伝送容量を有する13824心の超多心光ファイバケーブルを量産開始● 三重事業所内に超多心光ファイバケーブル製造に特化した第2工場を開設
● グローバル市場への安定的な供給体制を強化
古河電工グループのLighteraは、ハイパースケールデータセンタ向けに世界最高クラスとなる13824心の超多心光ファイバケーブルの量産を開始しました。また、古河電工三重事業所(三重県亀山市)内に光ファイバケーブルの第2工場を開設し、超多心光ファイバケーブルに特化した生産体制を整備、稼働を開始しました。この体制拡充により、ハイパースケールデータセンタ向けの高密度・大容量ニーズに、より安定的かつ機動的に対応します。
■背景
生成AIやクラウドサービスの普及に伴うデータセンタにおけるトラフィックの急増を背景に、光伝送の大容量化が求められる一方で、データセンタにおける光ファイバケーブルの敷設スペースが限られていることなどから、超多心化が進んでいます。
こうしたなか当社では、独自の技術であるローラブルリボン(間欠接着型テープ心線)を採用した超多心光ファイバケーブルを提供していますが、新設・増設が相次ぐハイパースケールデータセンタからの更なる大容量化へのニーズに応えるため、新製品の開発および量産体制の構築に取り組んでいました。
■内容
ハイパースケールデータセンタ向けに世界最高クラスとなる13824心の超多心光ファイバケーブルの量産を開始しました。従来製品と比べて2倍の伝送容量を有する本製品は、直径200μmの細径光ファイバ16本を間欠的に接着させたローラブルリボンを用いた高密度化によってケーブル外径を40mm以下に抑えているため、限られたスペースでの大容量光ファイバネットワークの構築を効率化します。VSFF(Very Small Form Factor)コネクタ(注)に対応していることから接続架の小型化・高密度化にも寄与し、さらに、屋外・屋内兼用であることからデータセンタ建屋間の接続によるGPUクラスタの構築などにも対応します。
また、古河電工三重事業所内に13824心を含む超多心光ファイバケーブルに特化した第2工場を開設し、2月より本格稼働を開始しました。これにより13824心を含む超多心光ファイバケーブルラインナップの量産運用が可能となり、生産能力は2023年度比2倍以上となりました。今後も超多心光ファイバケーブルの提供や関連技術の開発を推進することにより、データセンタの高密度化・大容量化および生成AI時代のネットワーク進化に貢献してまいります。
(注)VSFFコネクタ:ネットワークインフラにおける高密度化のニーズに対応するために特別に設計された新世代の光コネクタ
関連ニュースリリース
光ファイバ・ケーブル事業の運営体制を刷新、4月1日より新ブランド「Lightera」が始動
https://www.furukawaelectric.com/release/2025/comm_20250306.html
Lightera概要
ライテラジャパン株式会社、Lightera, LLC.(米国)、Lightera LatAm S.A.(ブラジル)の3社からなる光ソリューション事業のグローバル組織。本社を米国ジョージア州ノークロスに置き、通信、エンタープライズ、公共インフラ、医療、航空・防衛など幅広い業界にサービスを提供。また、生成AI・データセンタ関連や5G/6G、センシングなどの先進技術分野にも対応。
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen、Agile、Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182
■製品に関するお問い合わせ先
古河電気工業株式会社
光ファイバケーブル
URL:https://www.furukawaelectric.com/product/communication/opt_tool/fiber.html
