シーメンス、インダストリアルAIがいかに製造業に革新をもたらすかをハノーバーで実演

シーメンス株式会社

  • 産業界のレジリエンスと競争力の強化
  • 品質と効率を向上させる業界特化型AIソリューション
  • データセンターの爆発的なエネルギー需要増に対応するソリューション

今年のハノーバーメッセにおいて、シーメンスは新たなデジタルソリューションがいかに産業界および欧州をビジネス拠点として未来に適応させていくかを紹介します。特に、人材不足、資源の逼迫、市場の変動、そして複雑化が進む環境において、人工知能(AI)や包括的なデジタルツインといったテクノロジーは、イノベーションの加速、生産性の向上、そして企業のリソース効率の改善を通じて、決定的な競争優位性をもたらします。

シーメンスAG 代表取締役社長兼CEOのローランド・ブッシュは次のように述べています。「インダストリアルAIこそが、将来の産業界をリードする企業を決定づけるでしょう。だからこそ、当社は設計やエンジニアリングから生産、運用に至るまで、AIを現実世界に導入する『インダストリアルAIオペレーティングシステム』を構築しているのです。これにより、お客様には明確な競争優位性を提供し、より迅速に、より効率的に、そしてよりレジリエンスのある体制を実現します。」

ハノーバーメッセにおいて、シーメンスは特に、ロボティクス分野における新たなインダストリアルAIソリューションやプロジェクトを紹介するとともに、新技術がいかにサプライチェーンやロジスティクスプロセスのレジリエンスを高めることができるかを紹介します。また、シーメンスのブースでは、今日のテクノロジーがすでに実現できること、そして数年以内には工場での日常的な光景となるであろう未来像についても紹介します。

今年、焦点の一つとなるのは、消費財業界です。シーメンスは、米国の食品メーカーPringlesやPepsiCoがバリューチェーンをデジタル化し、インダストリアルAIを活用してデータから付加価値を生み出すことで、いかに迅速かつ確実に製品を市場に投入できるかを紹介します。例えば、製品仕様はレシピに直接リンクさせるとともに、ロジスティクス、倉庫、サプライチェーンを接続し、完全な透明性とトレーサビリティが確保されます。また、シーメンスのブースでは、「ポップアップ・ファクトリー」も紹介されます。これは、顧客の現場に直接設置可能な柔軟なモジュール式の小型工場であり、シミュレーション技術とAIを活用することで、現地の市場変化に迅速に対応することができます。

来場者は、製造業の未来についても垣間見ることができます。「イノベーション・ハブ」では、インダストリアルAIがいかに自律性を高める産業を形成しているかを紹介します。一例として、アディティブマニュファクチャリングを用いた靴底の柔軟な生産が挙げられます。ユーザーはAIチャットインターフェースを通じて、個別のカスタマイズ要望を入力すると、バックグラウンドのAIが適切な設計ツールを調整します。生産はAIエージェントによって自律的に管理され、ヒューマノイドロボットが製造プロセスを通じて靴を搬送し、AI制御のロボットが完成品を梱包します。

データセンターの爆発的なエネルギー需要増についてもシーメンスのブースの焦点となります。現在、発電所の100基に1基が、データセンター専用として稼働していますが、2030年までにこの割合が10基に1基にまで上昇する可能性があります。これらのセンターには、直流(DC)で稼働する効率的で高性能な電力網が必要です。DC電力網は、より高い電力密度を実現し、次世代データセンターの基盤となります。太陽光発電や蓄電池などの再生可能エネルギー源も、これらのグリッドに統合することが可能です。その結果、事業者は効率の向上だけでなく、市場の変動に左右されない、より持続可能で安定したエネルギー供給の恩恵を受けることができます。こうした背景のもと、シーメンスは直流電力網の要件に合わせた、初の半導体ベースの保護・スイッチングシステムを発表します。この技術は、卓越した速度と精度で直流電力の保護とスイッチングを行います。

詳細については、https://press.siemens.com/global/en/event/siemens-hannover-messe-2026 をご覧ください。

【参考資料】
本資料はシーメンスAG(ドイツ、ミュンヘン)が2026年4月17日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語および英語であり、その内容および解釈についてはドイツ語、英語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。
https://sie.ag/3E3RJo

シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、インダストリー、インフラストラクチャー、交通、ヘルスケアを中核事業とするテクノロジーカンパニーです。テクノロジーによってすべての人の毎日を変えることを、パーパスとして掲げています。シーメンスは、デジタルと現実世界を結び付けることで、顧客企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティの変革を加速し、工場の効率化、都市の住みやすさ、輸送のサステナビリティの強化を支援します。インダストリアルAIのリーディングカンパニーであるシーメンスは、その深い専門知識を活用し、生成AIを含むAIを現実世界のアプリケーションに応用することで、多様な産業のお客様にとってAIを身近で影響力のあるものにしています。 またシーメンスは、「We pioneer breakthroughs in healthcare. For everyone. Everywhere. Sustainably. ヘルスケアをその先へ。すべての人々へ。」が企業理念で、世界的な大手医療技術プロバイダーである上場企業Siemens Healthineersの過半数の株式を保有しています。 2025年9月30日に終了した2025年度において、シーメンス・グループの売上高は789億ユーロ、純利益は104億ユーロでした。 2025年9月30日時点の全世界の社員数は約31万8,000人です。詳しい情報は、https://www.siemens.com/ にてご覧いただけます。

日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、135年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして、日本の産業界の発展に貢献してまいりました。近年は特にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する先進的な製品やサービス、ソリューションの提供を中核事業として展開しております。グローバルなテクノロジーと知見、日本市場における経験を活かし、日本のお客様にデジタル化とサステナビリティの実現、競争優位性と価値創造力の強化をご支援してまいります。2025年9月末に終了した2025年度において、日本のシーメンスの売上高は約2,458億円、社員数はおよそ2,770人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jp にてご覧いただけます。

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