玉川大学TAPセンターが3月5日、6日に開設記念シンポジウム「K-16におけるアドベンチャー教育の現在と未来」を開催

玉川大学

玉川大学TAPセンターは3月5日(土)、6日(日)に、開設記念シンポジウム「K-16におけるアドベンチャー教育の現在と未来」を開催。講演やパネルディスカッション、ワークショップなどを通して、アドベンチャー教育について学ぶ。参加費無料。  人と人とのコミュニケーションの希薄化が叫ばれる現在、他者との信頼関係を構築したり、社会の中で役割を見つけ自らを肯定したりするための、“健全な心”の育成が非常に重要になってきている。このような心を育てるため、玉川学園では「行動する全人教育」として「アドベンチャー教育」を取り入れている。  「アドベンチャー教育」とは、アメリカで開発された冒険教育プログラム「プロジェクトアドベンチャー(※)」の考えをもとにした教育。グループでさまざまな体験プログラムにチャレンジすることによって、社会性や心の発達・成長を促進する。同学園ではアドベンチャー教育が主軸にしている体験学習を応用して児童、生徒、学生の持つ能力を引き出す支援を実施。アクティブラーニングの基礎を築いている体験学習をいち早く取り入れ、児童、生徒の発達段階に応じた学びを提供している。  玉川大学はこの「アドベンチャー教育」の普及、実践、研究を行うため、2000年に心の教育実践センターを開設。15年間、「行動する全人教育」の理念を掲げて実践活動を行ってきた。2015年4月に更なる活動強化のため「玉川大学TAPセンター」(TAPはTamagawa Adventure Program)に変更したことを記念し、このたびシンポジウムを開催する。シンポジウムでは講演会やワークショップを実施し、アドベンチャー教育の活用法やファシリテーションと呼ばれる支援法について学ぶ。  詳細は以下の通り。 ◆K-16におけるアドベンチャー教育の現在と未来 【日 程】3月5日(土)、6日(日) 【会 場】大学教育棟 2014 4F大講義室及び6F 【プログラム】 ●3月5日(土) 9:30~ 受付開始 10:00~10:15  開会挨拶:玉川大学学長 小原 芳明 10:15~11:50   基調講演(会場:大学教育棟 2014 大講義室) 「TAPのこれまでと未来に向けて」 難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理 「学校におけるアドベンチャー教育の活用と発展」 特別講師:Jennifer Stanchfield Experiential Tools代表(通訳:立和名 詩織 玉川学園低学年教諭) 11:50~12:50  昼食・休憩  大学教育棟 2014 6F 620教室にてパネル発表及び実践紹介 13:00~14:50  パネルディスカッション(会場:大学教育棟 2014 大講義室) 「K-16で展開されるアドベンチャー教育の現在と未来」 ・Jennifer Stanchfield Experiential Tools代表(通訳:立和名 詩織 玉川学園低学年教諭) ・鈴木 純一郎 多摩市立瓜生小学校校長・全国小学校学校行事研究会会長 ・中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授 コーディネーター:難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理 15:00~17:00  分科会(会場:大学教育棟 2014 6F) 1.「体験教育におけるプロセシングを大切にしたファシリテーションの意味と方法」602教室  Jennifer Stanchfield Experiential Tools代表 2. 「学校教育における体験学習のこれから」 610教室  鈴木 純一郎 多摩市立瓜生小学校校長・全国小学校学校行事研究会会長  川本 和孝 玉川大学TAPセンタースタッフ 3. 「体験をいかに振り返るか?:リフレクション研究の最前線」 大講義室  中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授 4. 「学びのイノベーション ~Adventure Based Learning~」 612教室  難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理  5. 「TAPで考える"野外教育"って?~Glocalizationの視点から~」 611教室  村井 伸二 玉川大学TAPセンタースタッフ 17:00  終了予定 17:30~19:30  懇親会及び情報交換会 KEYAKI 参加費 5,000円 ●3月6日(日) 9:00~受付開始 ■Workshop1(会場:大学教育棟 2014 6F 602教室) AM :「Bring Learning to Life With Engaging Reflection Tools and Techniques」 PM :「Inspire, Engage, and Motivate: Tips & Tools for the Art of Experiential Group Facilitation and Teaching」 Jennifer Stanchfield Experiential Tools代表 ※通訳あり 上限人数 : 60人 ※Workshop1のみ午前と午後で内容が変わります。 ※(AM)9:30~12:00、(PM)13:00~15:30 ■Workshop2(会場:大学教育棟 2014 6F612教室) 「大学アドベンチャー教育におけるアクティブラーニングとプロセシングの関わり」 難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理 上限人数 : 60人  ■Workshop3(会場:TAPチャレンジコース)※雨天時:幼稚部ホール 「はじめてのTAP ~チャレンジコースを体験しよう!~」 白山 明秀 玉川大学TAPセンタースタッフ 上限人数 : 30人 ■Workshop4(会場:大学教育棟 2014 6F 615教室) 「プログラムをデザインするとは? ~体験の意味を考える~」 村井 伸二 玉川大学TAPセンタースタッフ 上限人数 : 30人 ■Workshop5(会場:TAPホール、TAPチャレンジコース) 「学生による学生のためのTAP」  川本 和孝 玉川大学TAPセンタースタッフ、TAP学生インターン 上限人数:30人 ※Workshop3、workshop5に参加の方は、活動着を着て集合して下さい。 当日、更衣室のご用意はございません。 12:00~13:00  昼食・休憩  大学教育棟 2014 6F 620教室にてパネル発表及び実践紹介 13:00~15:30  ワークショップ 15:45~16:00  閉会挨拶  難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理 【参加費】 無料 【詳細、申し込み】  http://tap.tamagawa.ac.jp/research/symposium_2016.html#anchor-02  ●玉川大学TAPセンター  http://tap.tamagawa.ac.jp/ ※参考 玉川の教育  http://www.tamagawa.jp/education/dream_uni/detail_4796.html  (※)プロジェクトアドベンチャー(PA):山や海などの厳しい大自然の中でさまざまな活動に取り組むこと(アドベンチャー)には、自分と向き合うこと、難関にチャレンジすること、仲間と協力すること、達成感を味わうことなど、人間の成長に欠かすことのできない多くの体験が含まれている。こうしたアドベンチャーが持つ価値を体験学習に取り入れたものがPAで、アメリカでは1970年頃から実施され始め、高い効果を上げることが実証されている。 ▼本件に関するお問い合わせ先  玉川学園教育企画部広報課    〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1  TEL: 042-739-8710  E-mail: pr@tamagawa.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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