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近畿大学医学部附属病院(大阪府大阪狭山市)は、平成29年(2017年)3月26日(日)に、近畿大学大阪狭山キャンパスにて、「肝炎・肝がんを知ろう!」と題した市民公開講座を開催する。
【本件のポイント】
●南河内エリア唯一の肝疾患診療連携拠点病院である当院初となる肝がん公開講座
●「肝疾患」に対する正しい知識を提供することで、肝がんの啓発・撲滅に貢献
●キャンサーサバイバー※である山下弘子氏による特別講演
※がんの診断・治療の後に、患者本人や家族、ケアをする人、友人など、広くがんに関係のある人々
【本件の概要】
当院は、平成20年(2008年)に肝疾患診療連携拠点病院に指定されて以来、「肝疾患」についての普及・啓発活動を推進してきたが、より多くの方へ最新の正しい知識を伝えるため、初めて肝がんについての公開講座を開催する。
市民の方に「肝疾患」という病気について正しく学ぶ機会を提供し、早期発見・治療につなげることを目標としている。また、肝がんのキャンサーサバイバーである山下弘子氏を招き、がんとの向き合い方など自身の体験談をお話しいただく。
講演会終了後には、肝疾患専門医5名による無料相談会を実施し、個別カウンセリングも行う。
■日 時: 平成29年(2017年)3月26日(日) 14:00~15:30
■場 所: 近畿大学医学部 第9講義室
(大阪狭山市大野東377-2 南海高野線「金剛駅」からバス約15分)
■対 象: 地域住民および患者様・ご家族様(定員200人、予約不要、入場無料)
■無料相談会: 要事前予約(定員30人)
■申込方法 : 無料相談会に参加を希望するには電話で下記へお申し込みください
■お問合せ・申込先:
近畿大学医学部附属病院肝疾患相談支援センター
TEL: (072)366-0221(内線5192)
【講演内容】
◆講演テーマ 「今より少し丁寧に生きる」15:00~15:30
山下 弘子 氏
大学1年生だった19歳のときに巨大な肝臓がんが見つかり「余命半年」を宣告された山下氏。手術して復学した後も肺への転移と再発が見つかった。幾度もの手術や抗がん剤治療を乗り越え、新しい治療法を模索しながら、自分のやりたいことにチャレンジし続ける山下氏に体験談をお話しいただく。
◆講演テーマ 「C型肝炎の最新治療」14:00~14:15
近畿大学医学部附属病院 消化器内科 准教授 西田 直生志
専門領域: 肝臓病学、肝がんの分子生物学
C型肝炎に特化して、最新の診断から治療法までを解説する。
◆講演テーマ 「B型肝炎の最新治療」14:20~14:35
近畿大学医学部附属病院 消化器内科 講師 萩原 智
専門領域: 肝疾患、消化器一般
B型肝炎の感染経路や症状について、健康状態・症状に合わせたポイントを紹介しながら予防についても解説する。
◆講演テーマ 「肝がん治療薬の最新の動向」14:40~14:55
近畿大学医学部附属病院 消化器内科 助教 有住 忠晃
専門領域: 肝疾患、消化器一般
肝がんのタイプ別に合わせた最新の治療薬の傾向を解説する。
◆専門医による無料相談会 15:30~16:00
肝疾患専門医5名が、個別カウンセリングも行う。
【関連リンク】
医学部医学科 准教授 西田 直生志(ニシダ ナオシ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/653-nishida-naoshi.html
▼本件に関する問い合わせ先
近畿大学 広報部
TEL: 06-4307-3007
FAX: 06-6727-5288
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/