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近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成29年(2017年)4月6日(木)、同大医学部・附属病院が管理・運営する、クリニック機能と保健室機能を兼ね備えた「近畿大学メディカルサポートセンター(KINDAIクリニック)」を開設する。
【本件のポイント】
●医学部と3つの総合病院を有するスケールメリットを生かし、従来の保健室機能に加え、医師が診療するクリニック機能を付加したクリニックを東大阪キャンパス内に開設
●近年の女子学生の増加に伴い、女性医師と女性教職員を中心に「女性にやさしいクリニックプロジェクト」を立ち上げ、女性が利用しやすいクリニックの運営を目指す
●診療は、女性特有の疾患や学生アスリートにも対応できる女性医師が担当
【本件の概要】
近畿大学は医学部と3つの総合病院を有するスケールメリットを生かし、これまでの保健管理センター(保健室機能)にクリニック機能を付加した組織として、このたび東大阪キャンパスに「近畿大学メディカルサポートセンター(KINDAIクリニック)」を開設する。また、近年の国際学部や総合社会学部など、文系学部の新設に伴い、女子学生は年々増加傾向にあり、女性の医師・教職員を中心に構成されたプロジェクトチームを立ち上げ、「女性にやさしい」「女性が利用しやすい」クリニックの運営を目指す。
診療科目は、内科・心療内科(完全予約制)としており、今後のニーズに合わせて拡大も検討していく予定。また、より詳しい検査が必要な場合は、3つの総合病院と連携して専門的治療を受けられるようサポートし、安心・安全な学生生活を提供する。
◆近畿大学メディカルサポートセンター(KINDAIクリニック)
■開設日: 平成29年(2017年)4月6日(木)
■開設場所: 近畿大学 東大阪キャンパス 11月ホール
(大阪府東大阪市、近鉄奈良線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■診療時間: 月曜日~金曜日 <午前> 9:00~13:15 <午後> 14:15~17:00
※応急手当は8:30~20:30 土曜・日曜・祝日は休診日
■診療科目: 内科、心療内科(完全予約制)
【女性にやさしいクリニックプロジェクトについて】
女性教職員(医師、看護師、学生部や人事部等の事務職員)12人で構成されたプロジェクトチーム。学生や教職員の目線、そして女性の視点で利用する全ての人が利用しやすいクリニックづくりを推進している。本プロジェクトにより、クリニックカラーは心や身体の疲れを癒しリラックス効果がある「グリーン」を採用した。
【診療担当者紹介】
■近畿大学医学部堺病院 内分泌・代謝・糖尿病内科 講師 藤本 美香
専門: 生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)、内分泌疾患(甲状腺ホルモン異常など)、食事/栄養管理
新学期は、親元を離れるなど生活の変化が生じ、特に食生活の乱れなどで体調を崩しやすく、女子学生はホルモンのバランスが崩して不定愁訴を感じたり、なんとなく元気がなかったりすることが多くなる時期です。学生が気軽に相談でき、心身共に万全な状態で学業やクラブ活動に集中できる環境にしたいと考えていますので、いつでも訪ねてください。
■近畿大学医学部附属病院 内科学教室(心療内科部門) 教授 小山 敦子
専門: 心身医学・性差医療・サイコオンコロジー・緩和医療
心理的なストレスが関連した身体疾患である心身症分野を担当。同じ病気でも性別によって症状や治療法が異なる「性差医療」のポリシーに基づいて、女性にやさしい医療を心療内科の立場から実践していきます。心療内科は予約制ですので、まずは受付にお問い合わせください。
■近畿大学医学部附属病院 東洋医学研究所 医学部 講師 椎名 昌美
専門: 婦人科、女性のヘルスケア全般を西洋・東洋医学の両面で研究
思春期に多いとされる月経困難症の原因となる子宮内膜症などを診察。また、西洋医学では病気とみなされない女性特有の冷えや何となく体がだるい、月経不順などについても東洋医学的な観点を含めて診察します。
■近畿大学 経営学部(教養・基礎教育部門) 講師 木下 理恵
専門: 救急医学・スポーツ医学
2歳から始めたスキーで、全日本選手権や国体出場、ジュニアオリンピック入賞経験を持ち、大阪府柔道連盟の医事や全日本スキー連盟医科学委員などを兼務し、現在は全関西学生スキー連盟理事を務める。救命救急(ER)最前線での勤務経験を経て、熱中症はじめ学生アスリートへの競技支援も行います。
▼本件に関する問い合わせ先
近畿大学 広報部
TEL:06-4307-3007
FAX:06-6727-5288
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/