西友、認定NPO法人マドレボニータへの継続助成決定
「社会貢献活動助成プログラム」により「産後女性の社会・職場への復帰」を支援/2018年度は多胎児の母の利用枠を拡大
合同会社西友では、「社会貢献活動助成プログラム」を通じて、国内で社会貢献活動に取り組む団体の事業に対して助成を行っています。その一環として、この度、産後女性の社会や職場への復帰を支援するため、認定NPO法人マドレボニータ(東京都渋谷区、理事長 吉岡 マコ、以下 マドレボニータ)の産後女性向け「産後ケア教室」の受講料を全額援助する、「産後ケアバトン制度」を助成することを決定しました。マドレボニータへの助成は2014年開始以降、今年で4回目になります。
西友の助成はこれまで同様、社会的に孤立しやすい多胎児や障がい児を持つ母やひとり親などを対象としています。中でも、多胎児を持つ母は、出先で複数の赤ちゃんの世話を一人ですることにプレッシャーを感じ、自分の産後ケアが後回しになることが多いと言われています。「産後ケアバトン制度」では、制度利用者が教室に参加する場合、必要に応じて介助スタッフによる受講中の赤ちゃんのお世話や行き帰りのサポートが受けられるため、参加しやすいと大変好評で、参加者が同じ悩みを持つ後輩母に、産後ケアバトン制度を紹介するというケースが増えています。
今回は、ニーズの高まっている多胎児を持つ母の利用可能枠を、前回から3割増やして80組とし、全体では204組の母子の受講料をカバーします。2014年からの継続的な活動の結果、西友がサポートする「産後ケアバトン制度」の利用組数は延べ700名以上に上ります。
【マドレボニータ 産後ケアバトン制度 受講生のコメント】
「この度は本当に良い経験ができました。心身ともに健康になった気がします。エクササイズは思った以上に運動負荷が高く毎週筋肉痛になりましたが、少しずつ体が楽になってきているように感じました。今回、双子ということで、教室では毎回介助の方に赤ちゃんのお世話を手伝っていただき、しっかり私自身のトレーニングをすることができましたし、何よりも双子連れでなかなか外に出ることができなかったので、介助の方のお力を借りて、外に出て、新しい人たちと出会えて、本当に楽しかったです。本当に本当にありがとうございました。」(多胎児の母)
産後ケアバトン制度についてはこちら
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=7544
■西友の「社会貢献活動助成プログラム」について
「社会貢献活動助成プログラム」は、親会社であるウォルマートがグローバルで展開している社会貢献活動の方針に沿って、「機会創出(Opportunity)」「環境(Sustainability)」「地域社会(Community)」の3つの分野で、社会的な課題の解決に向けて活動を行っている団体に対して、西友が助成金を拠出するものです。今後も、西友は今回のマドレボニータへの助成同様、「機会創出(opportunity)」となるような社会的な課題の解決に向けての支援を推進してまいります。詳細については、西友ホームページ内「社会貢献活動への助成」ページをご覧ください。
http://www.seiyu.co.jp/company/sustainability/society/
■認定NPO法人マドレボニータとは
1998年より出産を経た女性の心身のヘルスケアプログラムの開発・研究・普及を行うことで、産後女性が子育ての導入期を健やかに過ごし、また、仕事への復帰やボランティアへの参加など社会と再びつながることに向けて心身ともに充分な準備ができるよう支援することを目的とした活動を実施。2017年12月現在、29名の認定インストラクターにより、全国約60カ所にて「産後ケア教室」「マタニティケア教室」「産後のバランスボール教室」などを開催。2009年よりNECと協働でNECワーキングマザーサロン事業を展開。調査・研究事業として産後女性の声を集めた『産後白書1~3』を発行。東京都文京区や北区をはじめとした各自治体での産後女性向け講座やカップル向けのエクササイズ&コミュニケーション講座も実施。企業向けの「育休社員向け復職支援プログラム」も提供している。
平成29年度女性のチャレンジ賞(内閣府)、第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞国内部門賞、Google Impact Challenge Women Will賞他受賞多数。
理事長:吉岡マコ
団体所在地:〒150-0013東京都渋谷区恵比寿1-15-9 シルク恵比寿403