「第6回いきものにぎわい企業活動コンテスト」で「審査員特別賞」を受賞! 椀子(マリコ)ヴィンヤード生態系調査・植生再生活動
~自社栽培のブドウ畑が多様な生きものを育む~
キリン株式会社(社長 磯崎功典)は、12月22日(金)に企業による生物多様性の保全や持続的な利用などの実践的な活動を評価する「第6回いきものにぎわい企業活動コンテスト」(主催:いきものにぎわい企業活動コンテスト実行委員会、後援:環境省、農林水産省)において「審査員特別賞」を受賞しました。
1877年に日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」が設立され、今年は140年目にあたります。キリングループのメルシャン株式会社は、この会社をルーツとしており、日本ワインと共に歩んできました。今回の受賞は、日本で栽培されたブドウだけを使った日本ワインが注目されている中、メルシャンが2003年に開場した長野県上田市丸子地区陣場台地にある「椀子(マリコ)ヴィンヤード」での取り組みが評価されたものです。当社は「椀子ヴィンヤードには豊かな生態系に寄与する里地里山としての機能がある」という仮説を立て、2014年より生態系調査を開始しました。かつて大半が遊休荒廃地であった土地をワイン畑にすることが、生態系にどのような影響を与えるのかを把握することで、里地里山に寄与するブドウ栽培を目指し、生態系調査と植生再生活動に取り組んでいます。
【受 賞】
賞の名称
「第6回いきものにぎわい企業活動コンテスト」審査員特別賞
受賞プロジェクト
「椀子ヴィンヤード生態系調査・植生再生活動」
【活動趣旨】
- 生態系調査
- 従業員参加による植生再生活動を実施
【植生再生活動を実施するキリングループの従業員】
【椀子ヴィンヤードの美しい景色】
キリングループは「健康」「地域社会」「環境」という3つの社会課題に取り組み、お客様と共に幸せな未来をめざしていきます。